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介護・認知症

高齢者の口腔ケア介助法~座位がとれる場合

高齢者の口の中を清潔に保つため、食後の口腔ケアは欠かせません。高齢者の身体状況、認知症の有無によって、どのような介助が必要になるでしょうか。

 

ここでは、座位がとれる高齢者の口腔ケアについてまとめました。

  

洗面所まで行ける場合

生活にリズムをつくり体を動かすためにも、できるだけ洗面所に移動して口腔ケアをしてください。車椅子のまま移動しても良いでしょう。

 

義歯があれば最初に義歯を外し、口の中をゆすぎます。食べものが口内に残っていることが多いので、まずは口の中を空にしてください。

 

歯ブラシに少量の歯磨き粉をつけ、丁寧に磨いていきます。麻痺があって十分に磨けない部分は、代わりに磨きます。歯ブラシが届いていることが大切で、力は必要ありません。歯肉を傷つけないよう、軽く磨きましょう。

 

仕上げのうがいは、丁寧に繰り返してください。流水で義歯の汚れを洗い流し、義歯も軽くブラッシングします。義歯を装着したら、違和感がないことを確かめ、終了です。

 

認知症で、口腔ケアの途中で何をしたらよいか分からなくなってしまう高齢者もいます。できる限り本人に任せつつ、さりげなく声掛けをして次の動作を促してください。

 

洗面所まで行けない場合

テーブルやベッド上で口腔ケアをします。座位が不安定なら、クッションなどで座位を補助してから始めます。

 

手順は洗面所で行う場合と同じです。ただ、口をゆすいだ水を吐き出す場所がないので、ガーグルベースを用意します。

 

脳血管障害の後遺症などで水を吐き出す動作がスムーズでない高齢者なら、トゥスエッテで口内の食物残渣を掻き出します。仕上げのうがいでも水分が口内に残りがちですので、最後は清浄綿で口腔内を軽く拭くと良いでしょう。

 

口腔ケアは、健康と生活の質に大きくかかわります。高齢者の生活の自立を保持するためにも、できる限り自分でできるよう介助してください。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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