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介護・認知症

高齢者の嚥下障害 基礎知識編

 

食べることは生きる基本ですが、年とともに「食べ物を飲み込む」動作がスムーズにできない「嚥下障害」を起こす高齢者が増えます。

注意したい嚥下障害の症状や原因をまとめました。

 

 

症状

口の中のものを、上手に飲み込めなくなります。

食べ物だけではなく、飲み物や自分の唾液も飲み込みづらくなるのが嚥下障害の症状です。

高齢者がむせやすくなった、食事にかかる時間が長くなった、口から食べ物や飲み物をこぼす、いつまでたっても食べ物が口の中に入っている…これらのどれかに当てはまるようなら、嚥下障害の可能性があります。

 

 

原因

高齢者の嚥下障害で、大きな原因の一つが、脳血管障害などによる体の麻痺です

食事の時、人は無意識のうちに食べ物を口の中でまとめ、食道へと送り込みます。麻痺があると、この一連の動作がスムーズにできません。何かをのみ込む際には、ちょうど良いタイミングで嚥下という反射が起こりますが、この反射も起こりにくくなります。

疾患がなくても、加齢によって体のほかの部位と同様に頬・顎・のどの筋力が衰え、嚥下の能力が低下することで嚥下障害が起こります。

高齢者に多い、唾液分泌の減少による口腔乾燥(ドライマウス)も、嚥下障害の一因です。

 

 

嚥下障害で起こる問題

一番怖いのが、誤嚥です。食物や水分をスムーズに食道から胃へと送ることができず、喉の奥から気管に入ってしまいます。むせて苦しいだけではなく、食物や水分とともに口内細菌が気管から肺にまで入ってしまう恐れがあります。これが原因で起こるのが、誤嚥性肺炎です。誤嚥性肺炎は、高齢者に多い死因です。

食事が十分にとれなくなり、体重減少から衰弱に至るのも、嚥下障害の引き起こす問題です。

 

 

年を取れば、誰でも嚥下障害になる可能性があります。持病や麻痺がなく、一見して食事ができているようでも、注意して見守り、嚥下障害の前兆を見逃さないようにしてください。

 

(Photo://www.ashinari.com/2008/10/15-009281.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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