カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 介護・認知症 >
  3. 居宅介護 >
  4. 家族 >
  5. 食事介助 >
  6. 高齢者の嚥下障害 予防と対策編

介護・認知症

高齢者の嚥下障害 予防と対策編

 

加齢や疾病が原因の嚥下障害は、誰にでも起こりうる問題です。嚥下障害を予防するための方法、既に嚥下障害がある人はどんな点に気を付けたらよいのかをまとめました。

 

 

予防法

◆口回りの筋トレ

口周辺、あご・頬・のどの筋肉が衰えると、食べ物を口の中でまとめて食道へ送りづらくなります。口回りの筋トレを習慣にして、衰えを防ぎましょう。

頬を膨らませる、唇を尖らせたり、口を大きく開ける、首を回すといった軽い運動でも、筋トレの効果はあります。

 

◆唾液の分泌量を増やす

口腔乾燥(ドライマウス)も、嚥下障害の一因です。唾液の分泌量を増やすと、スムーズに食事ができるようになります。

食事はよく噛んでから飲み込む、水分補給をしっかりするなど、日ごろの生活の中で心がけてください。

服薬の副作用で、唾液の分泌が減少する場合もあります。食事に差し支えるほどの影響があるなら、医師に相談してください。

 

 

嚥下障害がある人の食事法

◆食べ物の大きさ

高齢者が食べづらそうにしていると、つい食事を細かく刻めば良いと思ってしまいます。

しかし、あまり細かく刻みすぎると、かえって口の中でまとまりません。小さく刻みすぎないようにしましょう。

水分が多い料理、飲み物がむせてしまうようなら、とろみをつけたり、ゼリー状にすると良いでしょう。高齢者向けに、簡単にとろみをつけられる商品もあります。

 

◆姿勢

脳血管障害の後遺症などで半身に麻痺がある高齢者は、麻痺がある方に食べ物が残ってしまいます。

食べものが健常側へ移動するよう、頭をやや健常側に傾けると良いでしょう。

食事介助をするなら、健常側から口の中に入れます。

前かがみになり、うつむいた姿勢で食事をすると、食べ物が食道に入りづらくなります。体を起こし、姿勢を意識してください。

 

 

日々の取り組みが、嚥下障害の予防と、スムーズな食事につながります。既に嚥下障害があっても、改善する可能性はあります。食事の工夫と合わせて、試みてください。

 

(Photo://www.ashinari.com/2010/07/31-339218.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

食事介助に関する記事

高齢者の嚥下障害 基礎知識編

  食べることは生きる基本ですが、年とともに「食べ物を飲み込む」動作がスム...

カラダノートひろば

食事介助の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る