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味覚障害とは? 味覚障害の様々な症状~薬剤性味覚障害

        

味覚障害は50歳代から急増する疾患で、日本においては年間14万人の患者数があると言われています。

その男女比は2:3で、女性の患者数が多いとされています。

その理由は、女性の受診例に軽傷例が多いためだと報告されています。

 

味覚障害には、いくつかの異なった訴えがあります。

大部分は味がわからないという「味覚低下」、あるいは「味覚脱失」ですが、その他にもいつも口の中が苦いなどという「自発性異常味覚」や甘味など、特定の味がわからないという「解離性味覚障害」、甘いものが苦いなどという「錯味」などを訴える例もあります。

 

味覚障害は単なる症状であり、その原因と要因には様々なものがあります。

最も頻度が高いのは、他の疾患に対して使用されている薬剤による味覚障害、いわゆる「薬剤性味覚障害」です。

 

その他、必須微量元素のひとつである亜鉛の不足による「亜鉛欠乏性味覚障害」、肝不全や腎不全などの「全身疾患による味覚障害」、明確な原因が指摘できない「突発性味覚障害」などが頻度の高いものとして挙げられています。

これらの原因がおのおの15~25%を占めています。

 

◆亜鉛欠乏性味覚障害◆


味覚障害の基本的な背景には、必須微量元素のひとつである亜鉛の欠乏が関係しているものと考えられています。

亜鉛は核酸や蛋白の代謝などに関わる多くの酵素の活性に関与していて、生体にとって極めて重要なものです。

亜鉛の欠乏により、急性症状として皮膚の湿疹や皮膚のびらんが出現します。

慢性症状としては次のようなものがあります。

 

*食欲不振
*成長障害
*生殖機能障害
*皮膚やその付属器(爪・髪など)の障害
*創傷治癒機転の障害(傷が治りにくい・ケロイドになるなど)

 

薬剤性味覚障害や肝機能障害などの疾患によるものも、ほぼすべてのものに、この亜鉛代謝の異常が関与しているとされています。

「味覚障害=亜鉛不足」といわれる所以は、ここからきているようです。

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2011/12/07-354515.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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