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生活習慣病

痛風と生活習慣~発作時の対応~

    

痛風のみならず、多くの生活習慣病は、多彩な遺伝素因を持っているところへ、偏った食生活食や運動不足など、各種の環境負荷が加わることで発症するということがわかっています

遺伝子研究でも、血清尿酸値に遺伝子が影響しているとの報告がされています。

 

その一方、古くから痛風患者に多い生活習慣の特徴も知られるようになってきました。


日本の歴史上、明治時代までは痛風に関する記載がありません。

要するに、それまでの日本人の食生活では、痛風にならないということなのですが、戦後、特に高度経済成長以降は患者が急増しています。これは現代の食生活を含む生活習慣が痛風を引き起こしているという理由となります。

 

国民の平均的な地域住民調査からは、日本人男性の60人に1人が痛風を発症するとされています。

また、痛風の代謝基盤である高尿酸血症は、30歳以降の男性で30%の高頻度に達すると言われています。

これらは逆に言うと、生活習慣の改善が、予防や治療に対する最も基本的なアプローチだということができます。

 

高尿酸血症・痛風患者は、メタボリックシンドロームに代表される各種の生活習慣病を高い率で合併します。

そのため、生活習慣の改善は、単に尿酸代謝の是非にとどまらず、肥満・高血圧・脂質異常・耐糖能異常など広く病気の改善に役立ち、生命予後を決める心臓・脳血管疾患の予防にも繋がるというわけです。

 

◆痛風発作に対する生活指導◆

 

痛風発作は、関節内に沈着した尿酸塩結晶によって引き起こされる急性結晶性関節炎です。

普通は1週間程度で自然に治りますが、痛みに耐えかねて受診するケースが殆どです。

薬物療法では発作時とその間で対応が異なります。

生活指導についても、発作時はまず、炎症を起こしている時間が長引かないようにします。

 

具体的には……。


*発作を起こしている関節やその周辺を冷やす。
*安静を保持する。
*幹部に負担をかけるような運動や身体活動を避ける。
*入浴はできるだけさけ、幹部を温めないようにする。
*マッサージはしない。
*飲酒は発作を引き起こす原因となるのでしない。
*過食をさける。しかし急にダイエットをはじめるのも良くない。

 

高尿酸値の場合は、服薬でその値を下げますが、同時に生活習慣の改善も行っていかなければなりません。

 

もちろん急激な改善は心的なストレスを煽り、再発のもとにもなりますので、まず、自分は何から改善していくのが望ましいのかを考え、無理のないところから改善していくことが必要となります。

 

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2009/04/15-017029.php)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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