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症状が悪化する原因!?過敏性腸症候群とセロトニンの関係

強い腹痛を伴う下痢には、様々な種類があり、過敏性腸症候群の症状の一つでもある下痢もこの病態のひとつに当てはまるとされています。

 

1. 腸の吸収能力低下による下痢
2. 腸管の運動亢進による下痢
3. 浸透圧低下のための下痢
4. 分泌性下痢

 

過敏性腸症候群の場合は、発熱を伴う感染性の下痢や、機能性の胃腸障害とは異なるということがわかっています。

過敏性腸症候群は、上記の1・2に該当すると思われますが、腸管の運動亢進による下痢だと言うことに関しては、一部の説では、腸管拡張にたいする痛みの閾値が低下しているだけで、腸管の運動自体はさほど亢進していないのだという研究者もいます。

 

神経伝達物質のひとつにセロトニンという物質がありますが、これは「電解質・水分分泌増加」という刺激作用だけでなく、消化管運動調節への関与もしています。

 

セロトニンはその約90%が胃腸管粘膜のクロム親和性細胞(EC細胞)で作られ、貯蔵されています。残りは血小板・脳・肥満細胞に存在しています。

 

セロトニン受容体(5-HT1~7受容体)は脳腸相関と呼ばれる消化管運動調節にも関与していることが知られており、外的刺激(抑うつ・不安・心理的ストレスなど)を受けると視床下部から放出されたCRH(副腎皮質ホルモン放出ホルモン)を介してセロトニンを分泌し、セロトニン受容体(5-HT3)に結合することで消化管運動を亢進させます。

さらに結合するセロトニン量が増えることで下痢を起こすわけです。

 

心理的ストレスが生じると、過敏性腸症候群の方の症状が悪化するのは、このような脳腸相関も関係していると考えられているため、過敏性腸症候群の方に心理的なサポートが必要になるというのは、その悪循環を改善する目的があるからだと思われます。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/08/28-381359.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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