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知っておきたい腸炎ビブリオの潜伏期間と回復期間!殺菌作用のある●●を食べて食中毒を早く体外に出そう!食中毒の原因菌は食材のなかだけじゃない?!

腸炎ビブリオは魚介類を介して感染する胃腸炎で、名前の通り胃腸に症状が出ます。なお、日本の食中毒の中では腸炎ビブリオは感染者が多く、発生件数では常に3位以内になっています。

日本では海産物を摂取する生活様式が一般的であることから腸炎ビブリオなど海産物と関連する食中毒にもかかりやすいと考えられます。

  

腸炎ビブリオの潜伏期間

感染症といえば潜伏期間があります。例えば潜伏期間が2週間前後の感染症なら2週間前に食べたものや2週間前の行動を洗い出してみることが重要です。

腸炎ビブリオの潜伏期間は6時間から12時間の間ということで、思い出すにはそれほど難しくありません。

今日食べたもの、もしも朝腸炎ビブリオの症状が出たとすれば昨日の夕食くらいまでを思い出せば何か心当たりのある食材が見つかるかもしれません。

 

腸炎ビブリオの回復期間

腸炎ビブリオはよく見られる病気のひとつですが、それほど重篤な病気と言われることは少ないです。高齢者、免疫が弱っているなどの特殊な条件がなければ回復期間は数日です。

数日の治療の際には抗菌薬治療は行われず、その点がほかの感染症とは少し違う腸炎ビブリオならではの特徴です。抗菌薬を使用しなくても回復する場合がほとんどという理由からです。

ただし、コレラなどと同じように脱水には十分な注意が必要で、経口輸液を定期的に摂取する治療法を採用する場合が大半です。

 

腸炎ビブリオは魚介類を主な感染源とする食中毒で発熱や嘔吐の症状があります。

潜伏期間は12時間程度と短く、回復期間もわずか数日です。

 

 

食中毒の応急処置に使える食べ物はコレだ!殺菌作用のある●●を食べて食中毒を早く体外に出そう

食中毒が起きてしまったときにやれることのひとつが、殺菌作用のある食べ物を摂取することです。

大量に食べるのは難しいかもしれませんが、出来る範囲で殺菌作用のあるものを食べて、食中毒を早く出しましょう。

 

●殺菌作用抜群の梅

一般的な食中毒(腸炎ビブリオ等)によく効くと言われているのが、梅です。出来れば梅干しよりも、梅肉のみの方がよいです。

食中毒にかかって痛みがひどいとき、30分後、1時間後、その後は2時間おきに梅肉エキスを5gずつ服用するとよいと言われています。

口に入れて水で流し込むだけでもよいので、梅肉を食べて食中毒に対策してみてください。

 

●毒素を出す小豆

食中毒の基本的な構造はどれも同じで、口から入ってきた毒素をどうにか出そうとして下痢や吐き気を催すのです。

毒を出すために使えるのが小豆で、水で煮た小豆(味付けはなし)を食べることで吐き気が催され、毒素が出やすくなります。

吐き気があるので、一見すると食中毒が悪化したように見えますが、毒素を出し切れば後は楽です。

 

●予防なら大根おろしを

食中毒が心配、という場合は大根おろしを摂取するのをお勧めします。抗菌性が強い大根おろしは、食べるだけで原因菌を排除できる力があります。

刺身などの付け合せに大根おろし、というのは科学的に見ても、理にかなった方法です。

 

食中毒の対処方法としての食事療法のうち、応急処置に向いているのはあずきや梅ですが、吐き戻してしまうなら無理に摂取し続けなくてもOKです。

そして食事療法の他に、多くの食中毒では脱水を起こしてしまう問題もありますので、脱水予防を心がけることを忘れないでください。

スポーツ飲料など、塩分や糖分が適度に入っている水分を摂取しましょう。

 

 

魚からだけじゃない!腸炎ビブリオ食中毒

日本で最も多い食中毒の1つ、腸炎ビブリオ食中毒。

海産魚介類の経口感染が主な感染原因です。

でも、魚介類の寿司や刺身だけ気をつければ大丈夫!と思っていませんか?

 

■「創傷感染」とは?

腸炎ビブリオの人間への感染経路は、主に海でとれた腸炎ビブリオ細菌に汚染された魚介類を生で食べたことによる経口感染です。

でも、すべてが経口感染によるものではなく、数は少ないですが、創傷感染の報告もあります。

創傷感染とは、傷口から菌が体内に侵入・感染することをいいます。腸炎ビブリオ細菌は、創傷感染でも、経口感染と同じように発症します。

 

■生の魚介類を食べたりしていないのに…

先述のとおり、創傷感染は傷口からの感染です。

例えば、魚の調理中に誤って指を切ってしまったなど、傷のある手で海産の魚や貝類を調理したとします。もしその魚や貝が腸炎ビブリオ細菌に汚染されていた場合、調理過程で真水で洗ったり、煮る・焼くなどして十分な加熱をしてから食べたとしても、指の傷口から感染している可能性があるということです。そして、その場合でも、食べることで感染する食中毒と同じように、発熱や腹痛・下痢・嘔吐などの症状が出ます。

 

また、腸炎ビブリオ細菌は、夏場の常温でとても早く増殖するという特徴を持ち、海水中に生息する菌でもあるので、海水浴や釣りなどの海のレジャーの際にも、傷口から直接感染するということも考えられます。

 

■創傷感染を防ぐには?

予防には、

 

・海水浴や釣りなど、海辺のレジャーの際には怪我をしないよう気をつける

(なるべく裸足で歩かないなど。素肌・素足の場合は石で切ったりしないよう注意する)

 

・海に入る時は、海水を極力口に入れない

 

・海水に触れた後は、なるべく早く真水で丁寧に洗い流す

 

・切り傷・擦り傷などがある場合は海水が傷口につかないようにする

 

・海でのレジャー中に怪我をしてしまったら、すぐに真水で丁寧に洗い流し、消毒液で消毒し、海水がつかないようにする

 

・海だけでなく、汽水域にも菌は生息しているため、河口付近などの塩分濃度の比較的高い水域では感染に注意する

 

・海産魚介類の調理時には、包丁や鱗・貝殻などで手を切らないようにする

 

などの注意事項があげられます。

 

 

夏は海水浴や釣り、海辺での花火など、海辺に行く機会が多い季節です。

せっかくの楽しい夏の思い出が、腸炎ビブリオの感染で台なしにならないように、怪我や感染の予防を心がけたいですね。

 

 

食中毒の原因菌は食材のなかだけにいるわけじゃない?!食器や調理器具の管理にも気をつけて!

食中毒といえば原因が食材の中、調理品の中に潜んでいると思っている方も多いのではないでしょうか?実際は食器や手に付着した菌が、体内に侵入して食中毒を起こす場合もあります。今回は、食品中以外に食中毒の原因菌が潜む場所と、菌を除去する方法についてご紹介します。

 

食器や手に菌がいる

食品以外にも食器や手に菌はいます。特に手には、ブドウ球菌や大腸菌の一種である腸管出血性大腸菌感染症、ボツリヌス菌などがついている可能性があります。手は昔から食事前には洗うといった習慣がありますが、食器にはそういった習慣がないため、菌が繁殖しているかもしれないので気をつけてください。また、最近流行ったマイ箸などは細菌がとても発生しやすいので、できるだけ使わない、使うならば使った後すぐに洗うようにしましょう。

 

食べる前に菌を増やさないようにしよう

昔から言われているように、食事の前には手を洗いましょう。食器を用意する際は清潔な手で用意し、盛り付けの器具も清潔なものを使用するようにしてください。長い間放置していた食器は一度洗いましょう。盛り付けの際の食器は、温かい料理を盛り付ける場合は温かく、冷たい料理を盛り付ける場合は冷たくしておきます。めやすの温度は、温かい料理の場合65℃以上、冷たい料理の場合は10℃以下です。

 

 

菌を除去する方法

食器の菌は、食事を盛る前に熱湯をかけて食事のメニューに近い温度まで下げるといったひと手間をかけると、食中毒予防になります。漂白剤や塩素に食器や調理器具をつけるといった、菌を減らす方法もあります。ここで気を付けたいのが食後の食器の漬け置きです。衛生微生物研究センターによると、食後の食器を10時間水につけ置きすると、食中毒を起こす菌の数が約7万倍になるといった報告があげられています。漬け置きせずにすぐに洗うようにしましょう。

 

食品中以外にも食中毒を起こす菌は沢山います。食器や調理器具の管理にも気をつけましょう。

 

 

人の小腸粘膜で増殖する?食中毒の原因「SRSV」とはどんなもの?

ニュースなどで時々耳にする「小型球形ウィルス SRSV」ですが、どんなものか知っていますか?

 

■SRSVとは?

ニュースなどで「SRSV(エスアールエスヴイ)」と読まれるのを聞いたことがあると思います。これは、

 

 Small 小さい

 Round 球体の

 Structured 構造をした

 Virus ウィルス

 

というのが正式なもので、これを略してSRSVと呼んでいます。

 

このウィルスは、人の小腸粘膜でのみ増殖するという特徴を持ちます。そのため、他の食中毒菌と違って、食品の中では増殖できません。

 

 

 

■SRSVによる食中毒

SRSVによる食中毒は、大きく分けると2種類のウィルスによる物がほとんどです。一つはノロウィルス属のウィルス、もう一つはサポウィルス属のウィルスによるものです(他にもありますが、ほとんどがこのどちらかです)。

日本国内では、以前SRSV食中毒と呼ばれていたものが2002年以降、ほとんどの場合ノロウィルス食中毒と呼ばれています。(ほとんどの場合が他のSRSVによるものではなく、ノロウィルス属による食中毒であることが理由かと思われます。)

 

■食品が汚染されるのはなぜ?

先に書いた通り、SRSVは人間の小腸粘膜でしか増殖しないという特徴があります。

でも、食中毒が起きて情報を見てみると、カキなどの二枚貝を食して食中毒になることがほとんどのようです。なぜでしょうか?

これは、人間の小腸内で増殖したSRSVが排泄され、下水を通して河川や海に流れ込むからです。この川や海などで生息するカキなどの体にSRSVが取り込まれ、それを食べることで人間の体に入ります。そしてまた小腸内で増殖する、というぐあいです。

  

 

SRSVは、人間の体に入り込んでも、必ず食中毒症状を起こすとは限りません。

嘔吐や下痢などの症状が出るかどうかは、感染した人の免疫力や抵抗力によって決まります。

普段から体調管理に気をつけ、免疫力や抵抗力が正常であれば、食中毒症状をほとんど起こすことなくウィルスは体外に排出されるということです。

日頃からの健康管理が大切だということですね。

 

 

真空パック商品が原因でも重い食中毒が起きる?!ボツリヌス菌の食中毒

ハムやカツオのタタキなど真空パックで販売されている食品があります。真空パックというと菌が発生しないイメージが強いと思いますが、実際は保存方法によっては食中毒が起こるほどの菌が場合があります。今回は厚生労働省のホームページを参考に真空パックの商品の保存方法について紹介します。

 

どんな菌が増殖するの?

真空パックで増殖する菌として多いのはボツリヌス菌だと言われています。ボツリヌス菌は土や水などに広く生息しており、自然界において最強の毒を発生させると言われています。ボツリヌス菌の食中毒の症状としては物が二重に見えたり、手足に力が入らないなどの神経症状が出るのが特徴です。この症状はボツリヌス菌が生産する毒素が神経筋接合部で神経伝達物質の伝達を遮断してしまうためです。

 

菌の増殖を防ぐ保存方法

真空パックでも常温ではなく冷蔵保存しなければならないものもあります。「要冷蔵」「10℃以下で保存してください」などの表示がある商品は真空パックでも必ず冷蔵保存してください。購入後すぐ帰ることも菌を増殖させないために大切です。また、ボツリヌス菌の毒素は熱に弱いため、真空パックの商品でも加熱調理を行うことをおすすめします。「レトルトパウチ食」と記載されているものは常温でも保存可能です。

 

この状態の真空パックの食品は食べちゃだめ!

真空パックで膨張や異臭がある場合は絶対に食べてはいけません。この状態は菌が増殖している可能性が非常に高いので、見つけた場合はそのまま捨ててください。この場合の中身は加熱調理しても食中毒となる危険性が高いです。

 

ボツリヌス菌は酷い食中毒症状を起こし、成人でも死にいたる場合もあります。真空パックでも保存方法に気をつけてください。また、真空パックの商品で食中毒になったらボツリヌス菌の可能性が高いため、必ず医療機関を受診してください。

 

(Photo by: http://pixabay.com)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-09掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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