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カンピロバクターとギラン・バレー症候群の意外な関係

 

カンピロバクターは発熱や下痢、腹痛を伴う感染症の一種で、死亡例はまだない病気です。

河川の汚染がある地域ではカンピロバクターの患者が多く、東南アジアやインドなどではよく見られる食中毒でもあります。

 

●カンピロバクターとギラン・バレー症候群

カンピロバクターの感染はギラン・バレー症候群と関係があると言われています。

ギラン・バレー症候群は致死率2-3%の神経炎で、アメリカの統計上はギラン・バレー症候群患者の10-30%がカンピロバクターに感染している・感染したことがあると発表されました。

日本では抗体検査によって実態数を把握する試みが行われ、都立衛生研究所ではギラン・バレー症候群患者の6割近くがカンピロバクター既感染とわかりました。

 

●なぜカンピロバクター発症後にギラン・バレー症候群が?

カンピロバクターの菌は神経細胞によく似ているとされています。そのため、人間の体内で免疫機能がカンピロバクターと神経細胞を間違ってしまうことがあるのです。

免疫機能はもともとカンピロバクターを攻撃しようと思って働いたのに神経細胞と見分けがつかなくて、神経細胞の方を攻撃してしまうため、神経炎であるギラン・バレー症候群が起きます。

 

発熱や下痢などを伴う食中毒のひとつであるカンピロバクターはギラン・バレー症候群の発症とも関わりがあると言われています。

カンピロバクター菌が神経細胞とよく似ていることから、免疫疾患に異常を催し、最終的に神経炎になってしまうのです。

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/05/22-362234.php])

 

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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