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最強・最恐毒素?ボツリヌス菌食中毒の原因・ボツリヌス毒素の特徴

 

ボツリヌス菌というとあまり聞き慣れない菌ですが食中毒でボツリヌス菌に感染すると死亡することもある重篤な症状を引き起こす菌です。

自然界最強毒素の異名も持つボツリヌス毒素とは何かを見ていきます。

 

●ボツリヌス毒素の殺傷能力は青酸カリを超える

実際の事件でも、そしてそれ以上に推理ものの漫画やドラマで使われることも多いのが強毒の青酸カリです。青酸カリは人を殺すための毒と思っていたという方も多いくらいです。

ですがボツリヌス毒素はそんな青酸カリよりも強い毒性を持っているのです。ボツリヌス毒素1gあたりの殺傷能力はおよそ100万人、それに比べて青酸カリは1gあたりの殺傷能力が5人です。

これだけでもボツリヌス毒素は非常に危険ということがわかるかと思います。

危険度が高いことから兵器としての利用も考えられ、イラクでは1995年まで生物兵器としてボツリヌス毒素を保有していました。

 

●ボツリヌス毒素で死に至るまで

ボツリヌス毒素は神経毒素で、まず神経に作用するのが特徴です。神経への影響が出やすい四肢にボツリヌス毒素の影響が出ます。

足や手が上手に動かなくなり、呼吸菌が麻痺することで呼吸が出来なくなって死に至ります。意識ははっきりしていても喉が渇いてものが二重に見えるのもボツリヌス毒素の影響です。

なお、1955-1995年までの日本国内でのボツリヌス毒素感染例では致死率が2割程度でしたが最近は少し致死率が減っているようです。

 

ボツリヌス菌が食品内で増殖して出てくる毒素のボツリヌス毒素は神経毒素の一種で、危険度の高い毒素でもあります。

人間の四肢を動かなくする、呼吸筋を動かなくすることで死に至らしめる可能性もあります。

ボツリヌス食中毒を予防するには100℃で1分以上の加熱が鉄則です。

 

(Photo by: [//pixabay.com/static/uploads/photo/2012/12/21/10/07/anatomy-71730_640.jpg?i])

 

著者: あさこすさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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