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アレルギー

子供と大人で異なる喘息治療の具体的な目標とはどんなもの?

 

喘息の治療は、病院に置いて処方される薬によって気道の炎症を抑えることと、喘息の原因物質を生活の中からなくすこと、日常生活における喘息発作の管理など、起きている症状に対して対処していく方法になります。

 

 

成人の目標

成人の喘息治療における目標は、健常者と変わらない日常生活が送れ、正常な発育が保たれることです。実際、喘息発作のアレルゲンを排除したり、薬の服用を続けたりするので、健常者と全く変わらない日常生活とはいかないかもしれませんが、健常者と大きく変わらない生活を目指すことができます。他にも以下のような具体目標があります。

 

・正常に近い呼吸()機能を維持し、ピークフロー値の日内変動が基準値の20%未満で、ピークフロー値が基準値の80%以上となる。

・十分な夜間睡眠が可能で、夜間や早朝に睡眠を妨害する咳や呼吸困難がない。

・喘息発作が起こらない。

・喘息症状を窒息死に至るまで悪化させない。

・治療薬による副作用がなく、可能な限り薬の使用を抑えられる。

・気道が回復不可能な狭窄状態になることを予防できている。

 

ピークフロー値とは家庭で呼吸機能の検査ができる機械のピークフローメーターで測定した値で、大きく息を吸って思い切り機械に対して吐き出し、呼吸機能の様々な値を自動的に測定します。

 

生後から小学校就学前までの子どもの目標

こうした子どもの喘息治療における目標は、永続的あるいは一時的のどちらであっても、最終的な病状が好転あるいは消失した状態を目指します。

 

・気管支を拡張する作用の喘息発作の治療薬、ベータ2刺激薬の使用量を減らす、あるいは使用の必要がないまでに症状が落ち着く。

・1日中喘息発作の症状が出ない。

・学校を欠席する必要が出るまで症状を悪化させない。

・スポーツなども含め、日常生活を健常者と遜色なく送れる。

・ピークフロー値が安定している。

・呼吸機能がほとんど正常である。

・気道過敏で胃が改善している。

 

 

こうしてみると子どもの方がこれから改善する可能性が大きいことが分かります。完治しない疾患と言っても、程度によっては症状を寛解させることは十分に可能です。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/09/30-028630.php?category=53])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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