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アレルギー

薬物療法に不可欠なコントローラーとリリーバー

 

病院で喘息の治療を行うとなると、薬物療法によるものが中心となります。ただし、薬物の使用によって完全に喘息が治るわけではなく、喘息によって出てくる症状に対して対処していくしかありません。しかし、喘息においてこうした対処療法が不可欠な治療であることもまた事実です。

 

 

コントローラーとリリーバー

喘息の治療薬は大きくコントローラーとリリーバーに分けることができます。長期管理薬をコントローラー、発作治療薬をリリーバーと言い、コントローラーは長期の服用で発作を予防していくもので、リリーバーは突発的に起きてしまった喘息発作を鎮める薬です。

 

コントローラー

長期管理薬として使用されるのはステロイドです。ステロイドは強力な抗炎症薬で、使用することで気管支の炎症を抑えることができます、喘息に先立って炎症を抑えることで、気道が狭くなったり、アレルゲンからの刺激を受けることもないので、喘息発作が起きなくなります。安全性の高い投与方法は吸入なのですが、病状が重い場合はステロイドの量を増やさなければいけませんし、緊急的に吸入では症状を抑えることが間に合わない場合は、点滴や注射による投与が行われることもあります。こうした措置は、発作による窒息死を防ぐのに必要な方法なのですが、重い副作用のリスクも避けられません。

 

リリーバー

対処的に、その時に起こった喘息発作を抑えるのが発作治療薬で、気管支を拡張する作用を持ったベータ2刺激薬がその代表です。気管支拡張薬のベータ2刺激薬には2種類ありますが、即効性のあるリリーバーとして用いられるのはSABAという薬です。

 

 

薬物治療はあくまでも対処的な方法であり、根源的な治療にはなりません。薬物治療においては2つの薬の意味を理解した上で、適切に使用していくことが大切です。

  

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/02/28-376735.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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