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アレルギー

気管支を広げて呼吸を改善してくれる薬

 

喘息において、気道の炎症と共に抑えたいのが気管支をとりまく平滑筋の収縮です。気管支の筋肉が収縮してしまうことによって呼吸困難に陥り、ひどい場合には窒息することもあります。

 

 

長期作用性ベータ2刺激薬

長期的な喘息症状の管理に用いられる薬で、使い方は短期作用性ベータ刺激薬とは異なります。吸入ステロイド薬と共に使用される薬で、吸入するタイプや貼りつけるタイプなどがあります。急に現れる喘息発作は夜から早朝にかけて引き起こされることが多いのですが、こうした発作の予防には特に貼りつけるタイプが有効です。貼りつけるタイプは貼ってから約4時間後に効果が表れ始め、8時間から12時間後に効果が最高潮になり、24時間気管支を拡張する効果が持続します。そのため就寝前に貼っておくことで、就寝時に起こる喘息発作を予防することができるのです。

 

短期作用性ベータ2刺激薬

長期に対して短期もあります。こちらは喘息発作が出たときに頓服薬として使用する薬です。吸入ステロイド薬が治療の中心になる前はこの薬が治療の中心として使われていましたが、今では喘息発作や喘鳴(ぜんめい)、息が苦しいなどの自覚症状がある場合に限って使用する薬です。長期と同じ気道を広げる作用があるのですが、それが強力で、短時間のうちに呼吸機能を改善させます。即効性高い一方、作用の持続時間は約4時間と、長く効果を持続させるものではありません。

 

抗コリン薬

これも気管支拡張薬のひとつですが、ベータ2刺激薬とは異なる方法で気管支を拡張します。元々気管支を収縮させる働きのある物質の一つにアセチルコリンという物質があります。このアセチルコリンの働きを抑え、気管支が収縮するのを防ぐのが抗コリン薬です。抗コリン薬は長期管理的に使用される薬ですが、長期作用性ベータ2刺激薬と比べると効果は落ちます。しかし、その分副作用が小さいので、慢性的な疾患がある人や、元々肺に疾患を抱えている人などには嬉しい薬です。

 

 

気管支の収縮は激しいものになると、それで窒息死することもあります。こうした薬を理解した上で適切に使用したいですね。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/08/18-339910.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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