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アレルギー

薬アレルギーのメカニズム

 

アレルギー反応とは、体の中に異物が侵入してきたときに、体の防衛本能が必要以上に働いて起こるものです。薬は元々分子量が小さいので一般的にはアレルギーを起こしにくいものとされています。しかし、特に人体から抽出したもの以外から作られた分子量の大きな薬においてはアレルギー反応を引き起こしやすいと言われています。

 

 

薬物アレルギー反応のメカニズムはいくつかに分類することができます。

Ⅰ型

アレルギー反応に関係する抗体にIE抗体(免疫ブログリンE抗体)があります。この抗体が体内で増加するとアレルゲンと結合して様々なアレルギーを引き起こすのですが、Ⅰ型ではこのIgE抗体が免疫反応において重要な役割を持つ肥満細胞に結合し、そこに免疫反応を引き起こす抗原が結合するとヒスタミンが放出されることで起こります。症状としては抗菌薬によるアナフィラキシーや蕁麻疹、気管支喘息として見られます。

 

Ⅱ型

細胞膜に存在する抗原に抗体が結合し、細胞破壊をもたらす反応です。症状としてはペニシリンによる溶血性貧血や、血小板減少症などがあります。

 

Ⅲ型

これは免疫複合体型反応とも呼ばれ、抗原・抗体複合体あるいは免疫複合体によって組織障害を起こす反応で、血管炎などを起こします。見られる症状は高用量のペニシリンによる血清病や溶解性貧血、薬剤熱、リウマチ熱などです。

 

Ⅳ型

上記の三つとは違い、細胞性免疫を基盤とするアレルギー反応で、細胞を傷害します。症状としては接触皮膚炎や麻疹、肝炎などが見られます。

 

 

アレルギー反応として最もよく知られているのはⅠ型のタイプですが、殊薬剤となると、ペニシリンに見られるように様々な作用・影響を体が受け止めていることも十分に考えなくてはなりません。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/05/07-018946.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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