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不眠・睡眠障害

歯ぎしりの治療は何科で行う?ストレスが原因にも?対策や併発する病気など

 

歯ぎしりは睡眠障害からくる症状の一つと考えてよいものですが、歯ぎしりを発症すると歯ぎしり自体が睡眠に悪影響を与えるものになり、その上物理的に歯の欠損や歯の病気、顎関節の症状、ひいては全身的な症状にまで広がる可能性があります。

 

歯ぎしりは歯科?

歯ぎしりは自分でも周囲からも発見しにくいものですが、何かしらの症状から歯ぎしりを発見できたのであればまずは歯科を受診するのがベストだと思います。歯ぎしりの可能性を伝えれば歯ぎしりの影響が歯にどの程度、どのように出ているかを確認してもらえます。その後、歯ぎしりの原因がストレスによるものであると推定されるのであれば、心療内科や精神科を受診が必要になることもあります。

 

歯ぎしりの治療は

物理的な歯ぎしりの治療は歯科で行われ、スプリントと言うマウスピースで行われるのが基本です。特にストレスなどが原因で歯ぎしりが起こっているときは治るまでに時間がかかりますから、その間歯ぎしりによって起こる悪影響を少なくすることが必要です。ほとんどの場合は歯科への定期的な通院で治療が行われますが、ストレスが原因の場合はそれに対した治療も別に必要になります。

また、マウスピースは一般的に保険適用ですので、価格は5000円前後です。ただし、医師の治療方針や、病院によっては保険適用外になることも考えられますので、確認しておくことが重要です。

 

安易に削らない

歯ぎしりはかみ合わせの悪さで引き起こされている可能性もあります。中には歯を削ってかみ合わせを治療する方法もあるのですが、安易にかみ合わせを改善しようと歯を削ることはおススメできません。なぜならばかみ合わせは歯の凹凸だけではなくそれを支える筋肉の緊張状態によっても変わります。そのため第一に考えるべきはそうした筋肉の改善です。また、現段階では歯のかみ合わせが歯ぎしりの原因と確定されているわけではないので、これで改善するだろうという考えの下で治療を進めることになり、一層慎重に治療を進めることが必要です。

 

ストレスが原因と考えられる場合は、そちらが根本的な解決方法になりますから、ストレスの自覚がなくても一度は受診してみるのがよいかもしれません。

 

ストレスが原因?歯ぎしりと睡眠障害の間にある密接な関係とは

歯ぎしりと睡眠障害には密接な関係があります。歯ぎしりをしているだけであって、きちんと眠れているということはあまりなく、何かしらの原因によって睡眠障害が歯ぎしりという症状で出てきていると考えた方がよいでしょう。

 

無意識な歯ぎしり

日中に歯を食いしばるのとは違って夜に行う歯ぎしりは自分の意志で力を調整しているものではありません。そのため日中の何倍もの力がかかっていますし、それによって歯やあごには大きな負担がかかっていることになります。歯ぎしりによって歯が欠けたというケースもあるほど、気づかない内に大きな力をかけているのです。これは単純に物理的な問題だけではなく、本来就寝中に弛緩させるべき筋肉が緩まっていないということですので、寝ていても体が緊張状態になってしまい、脳も体もしっかりと休む状態になれないことも大きな問題です。

 

どうして歯ぎしりが起きるのか

歯ぎしりの原因は完全に特定されているわけではありません。ただ臨床的に多いケースでは、ストレスが最も多い原因のようです。他にも咬合異常や中枢神経の異常が原因と考えられるケースもあるようです。ストレスが原因となって歯ぎしりが起こっている場合は、歯ぎしりだけが目に見ることのできる症状になっていることもあります。ただ、歯ぎしりによって睡眠の質が低下し、それによってまたストレスがたまるといった悪循環になっていることが多いので早めの対処が必要です。また咬合異常は歯の治療をした後などで歯のかみ合わせが変化したときなどに多く見られるようです。

 

歯ぎしりを放っておくと、安眠がなされないのはもちろんのこと、歯のトラブルやあごのトラブルが出てくることが考えられます。こうしたトラブルは睡眠障害に一層拍車をかけます。

 

他の病気を併発することもある!睡眠中の歯ぎしり

顔をゆがめ、歯をぎしぎしと鳴らしながら寝ている人を見たことがあるという方は案外多いはずです。

家族や友達の中に歯ぎしり癖のある人がいるかもしれません。気づいていないだけで、自分自身も歯ぎしり癖があるという場合も考えられます。

歯ぎしりの原因と歯ぎしりに関連する問題を見ていきます。

 

●歯ぎしりとは?

上下の歯をすり合わせるように、もしくはかみ合わせるように音を立てることです。

睡眠中のことですので無意識に行っており、人によってはかなりの騒音ですが歯ぎしりをしている本人は気づいていません。

歯ぎしりに関しては研究が多々行われているものの、その正確な原因はわかっていません。

ストレスと関係があるという説、飲酒と関係があるという説が一般的です。

 

●歯ぎしりと睡眠障害

ヨーロッパで行われた研究によれば、睡眠時無呼吸症候群の人はそうでない人に比べて歯ぎしりを引き起こす可能性が1.8倍高いことがわかりました。

歯ぎしりで悩んでいる人の中には、睡眠時無呼吸症候群にかかっているために歯ぎしりが起きているという人もいることがわかります。

ちなみに、同じように高いリスクを持っているのはアルコールの摂取です。

歯ぎしりがあまりにひどい場合には睡眠時無呼吸症候群を疑ってみましょう。

睡眠時無呼吸症候群は場合によっては死に至ることもある病気で、睡眠外来へ行けば治療を受けられます。

 

歯ぎしりストップ!今日から始められる!簡単にできる3つの対策

夜中に歯ぎしりがうるさかったと言われた、歯ぎしりで何回か同室の家族などに注意されたことがあるという経験をお持ちの方は要注意です。

歯ぎしりは歯によくないというだけではなく、肩こりや頭痛を引き起こす可能性もあるからです。

 

●歯ぎしり対策1 風呂に入る

歯ぎしりをしやすい人の特徴として、頑張り屋でストレスを溜めこみやすい人というのが挙げられることが多いようです。その他にも多忙な人、人に対する攻撃性が高い人なども歯ぎしりを引き起こしやすいです。

これらの人に共通するのは緊張度が高く、交感神経が常にONになっている状態ということです。そこでリラックスを司る副交感神経をONにするためにお風呂でリラックス状態を作ります。

風呂のぬるま湯に浸かっていると副交感神経がONになってリラックスし、歯ぎしりしにくくなります。

 

●歯ぎしり対策2 歯と歯の接触を少なくする

歯ぎしり対策にもなり、歯ぎしりを万一してしまった場合でも歯にひびを作ったりしない対策にもなるのが歯と歯の接触を少なくするという方法です。口を普通に閉じた状態で歯がしっかりとかみ合っている方はまずその状態をやめてください。

次に、寝るときまでは歯と歯の接触を管理できないのでマウスピースを使うのをお勧めします。病院で自分にぴったりのマウスピースを作ってもらうことも出来ますし、もっと手軽に手に入れたければ通販を利用する方法もあります。

 

●歯ぎしり対策3 筋肉をほぐす

筋肉をほぐすのが歯ぎしりに効果的なのは、副交感神経と交感神経のON/OFFを切り替えることが出来るからです。風呂に入って歯ぎしりを対策するのとよく似ています。

激しいストレッチをすると、歯ぎしり対策にはNGな交感神経の活発化が進んでしまうので、ゆっくりと10分くらい簡単なストレッチをしてみてください。

 

歯ぎしりをしやすい人は自分に合った方法を見つけ、解消していけるようにしましょう。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2013/02/19-376448.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-26掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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