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介護・認知症

高齢者の味覚障害~症状編

 

「味が良く分からない」「何を食べても美味しいと感じない」

高齢者がこんなことを訴えるようなら、もしかして味覚障害かもしれません。特別な病気がなくても、加齢とともに味覚障害を起こす場合があります。次のような症状は、味覚障害の可能性があります。

 

 

味覚障害の症状

食物の味に対する感受性が低下し、味を感じられない、分からない状態です。

特に塩味に対する感受性が鈍るため、塩辛いものでも平気で食べてしまうことがあります。

食事に醤油やソースをたっぷりかけるようになるというのが、最も分かりやすい味覚障害の兆候です。味わう楽しさがなくなってしまうため、食が細くなる、食への興味が薄れる高齢者もいます。味を感じにくい塩味よりも、感じやすい甘味を求め、急に甘い物ばかりを好む場合もあります。

また、味を感じにくくなるという代表的な症状のほかにも、何も食べていないのに苦みや渋みを感じるという味覚障害もあります。口の中が常に不快で、それを紛らわせるためにアメを舐め続けたりします。

 

 

味覚障害による影響

高齢者の味覚障害では、塩分過多から高血圧症・肥満につながりやすくなります。塩味が感じられないと、どんどん食事に調味料をかけてしまうからです。食事に興味を持てず、栄養不足から衰弱にいたるケースもあります。

 

 

本来の好みとは違う味のものを好むようになった、いつもと同じ濃さの味噌汁を「薄い」という…など、食の嗜好の変化は、味覚障害の前兆かもしれません。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/12/14-011126.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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