カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 介護・認知症 >
  3. 基礎知識 >
  4. 高齢者の身体の変化 >
  5. 皮膚 >
  6. 高齢者の皮膚トラブル 皮膚に起きる特徴と変化

介護・認知症

高齢者の皮膚トラブル 皮膚に起きる特徴と変化

高齢者の外見で、若い人と最も異なるのは皮膚(肌)ではないでしょうか。皮膚の状態は外見を左右するだけではありません。外部からの刺激に対するバリア機能にも、大きな影響を与えます。

 

加齢による皮膚の変化、高齢者の皮膚の特徴を挙げます。

 

主な特徴

高齢になると皮膚は薄く、乾燥します。皮膚表面の角質層が、乾燥などによってはがれやすくなり、その下にある表皮の厚みも薄くなります。

 

また角質層は薄くなるだけでなく、きめが粗く、ところどころめくれたりひび割れたりもします。皮膚の保水性も低下し、弾力や柔軟性が失われていきます。

 

女性は40代、男性は50代以降、皮脂の分泌量が低下します。皮脂は、角質層表面で膜を張るように、皮膚を保護します。皮脂の分泌量が減った皮膚は外部からの刺激に弱くなり、皮膚内部の水分が失われやすくなります。

 

高齢者の皮膚は、30歳の人と比べて30%も水分量が少ないといわれます。さらに皮脂の分泌量も減るため、非常に乾燥しやすい状態です。

 

ターンオーバー

古い皮膚と新しい皮膚が入れ替わるターンオーバーは、若い人では約28日周期です。加齢とともにターンオーバーの周期が長くなります。メラニン色素が蓄積しやすく、日光が良く当たる部分(顔・手の甲・前腕など)に、老人性色素斑というシミができます。

 

弾力

高齢者の皮膚は保水力が低下し、弾力を保つスプリングのようなはたらきをするコラーゲンの生成も不活発になります。そのため皮膚の弾力が失われ、シワができます。弾力が失われると、外部から受けた衝撃によってダメージを受けやすくなります。すぐアザができる老人性紫斑も、弾力性の低下が一因です。

 

高齢者の皮膚には、さまざまな変化が生じます。若い時とは違うスキンケアが必要です。 

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

皮膚に関する記事

早期治療がカギ!老人性乾皮症から派生する各種の皮膚疾患

老人性乾皮症は多くの高齢者に見られる症状で、加齢による生理的な変化です。しかし...

肌を潤す食事で老人性乾皮症予防~ビタミンA編

  老人性乾皮症予防に欠かせない栄養素のうち、さまざまな食品に含まれ、毎日...


肌を潤す食事で老人性乾皮症予防!セラミド編

    老人性乾皮症を予防するためには、体の内側から皮膚の保水力を高める...

なぜ高齢者の皮膚は乾燥しやすい?

皮膚の乾燥は、高齢者にとってあらゆる皮膚トラブルの元凶といっても過言ではありま...

カラダノートひろば

皮膚の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る