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気になる病気・症状

ご存知ですか?恐ろしい食道と胃の病気、マロリーワイス症候群!高齢男性要注意の食道憩室!

 

 

マロリー・ワイス症候群とは嘔吐を繰り返す事によって食道下端部の粘膜が裂けてしまって吐血する病気です。

 

原因

嘔吐を繰り返すと腹圧が高まって食道と胃の境目辺りに負担がかかり裂けてしまいます。

嘔吐の原因としては飲酒が最も多く、その他には食中毒、乗り物酔い、つわりなどがあります。

 

嘔吐以外でも排便のいきみ、咳、くしゃみ、急激に力を入れる、外部からの圧迫などによって起こることがあります。

 

症状

嘔吐を繰り返しているうちに血液が混入するようになります。血液は真っ赤な鮮血で大量に出血することもあります。

10%程の人はじわじわと出血するので下血のみで真っ黒なタール便となって出てくる事があります。 

 

治療

マロリー・ワイス症候群のほとんどは自然に止血して治ります。

 

しかし、中には動脈まで裂けて大量に出血するケースもあるので内視鏡で検査して出血源の特定をします。

傷が深いなら手術によってクリップしたり、血管を電気で焼いて止血します。

 

基本的には安静、制吐、トロンビン服用など胃潰瘍・十二指腸潰瘍に準じた治療を行います。

 

 

まとめ

マロリー・ワイス症候群の大多数の患者が自然治癒するとはいえ、中には動脈が裂けて大出血を起こして死の危険に晒される事もあります。

また、繰り返す嘔吐と共に吐血するといっても他の病気の可能性もあります。

 

吐血が見られた場合は、まずは病院での診察を受けてどこからの出血か、傷の深さ、大きさ、出血の状態などを診てもらいましょう。

 

 

繰り返す嘔吐に伴って吐血…もしかしてマロリーワイス症候群?!

マロリー・ワイス症候群は繰り返す嘔吐に伴って吐血します。90%の患者が自然治癒することや、飲酒による嘔吐が日常的な人慣れてしまっている事からもういいやと放っておかれる方がいます。 

 

ですが、吐血する病気には他にもあるので注意が必要です。

 

 

マロリー・ワイス症候群

繰り返す嘔吐に徐々に血液が混入して真っ赤な鮮血を吐血します。

嘔吐による腹圧上昇で食道と胃のつなぎ目辺りが裂けて起こります。大多数の人は自然に止血しますが、裂け具合によって出血量も変わるので内視鏡での検査を受けた方が良いでしょう。

 

 

胃潰瘍

ストレス、薬物、胃酸過多などで胃酸と胃壁の保護バランスが崩れると胃の粘膜に潰瘍ができて出血します。

食後にみぞおち辺りが痛んだり、胸やけや吐き気、酸っぱいげっぷが出るなどの胃潰瘍症状が普段からある人は要注意です。

 

 

食道静脈瘤

肝硬変の人は門脈という肝臓への血管が流れなくなるので他の血管を使って血液を心臓に戻そうとします。その一つが食道静脈で、大量に血液が流れ込む事によって食道静脈瘤が形成され、破裂すると大量に吐血します。

肝硬変の持病がある方は要注意です。

 

 

胃癌や食道癌によっても吐血することがあります。 

 

胃癌や食道癌の初期症状としては、何となく胃に不快感がある、食欲がわかない、吐き気、胸やけ、体重の減少、といったものが見られることがあります。

 

 

まとめ

吐血する病気はマロリー・ワイス症候群だけではありません。

どの病気もそれぞれの特徴があるのですが、素人に鑑別することは難しいのでまずは病院で診察を受けてみるといいでしょう。

 

 

飲酒による嘔吐が原因のマロリー・ワイス症候群を防ぐ飲み方

マロリー・ワイス症候群とは繰り返す嘔吐によって食道下部の粘膜が裂けてしまって吐血する病気です。

 

患者の多数は35~50歳の男性です。

その理由は飲酒による繰り返す嘔吐がマロリー・ワイス症候群の最も多い原因となっているからです。 

 

つまりマロリー・ワイス症候群を防ぐためには吐かない飲み方をすればいいということです。

以下のようなことに気をつけてみましょう。

 

 

体を冷やさない

体が冷えてしまうと血行が悪くなりアルコールの分解ができなくなります。

冬場では温かい場所では平気で飲んでいたのに、外に出たのに気持ち悪くなったという経験はありませんか?

酔って体が温まっていても保温を忘れずに外に出ましょう。

 

 

ロックよりも水割りで 

 アルコール度数の高いお酒を飲むと急激にアルコールが回ります。

体がアルコールを分解できる速度には限界があるので気をつけましょう。

水や白湯を飲みながらアルコールを飲むのもいいでしょう。

 

 

だけ飲みをしない

お酒だけを飲まずにおつまみも取るようにしましょう。

この時に揚げ物などを食べると胃がもたれて余計に気持ち悪くなります。

チーズなどの高タンパク質食品や野菜などのビタミンと水分の多いものを摂りましょう。

 

 

酒量を意識して飲む

チャンポン(複数種の酒を飲むこと)をすると悪酔いすると言われています。その理由は口当たりが変わるのでつい飲みすぎてしまうからだと言われています。

口当たりに左右されずにどれだけ飲んでいるのかを常に意識しておきましょう。

 

 

まとめ

マロリー・ワイス症候群は何もしなくても大多数が自然に止血します。しかし、たかが食道が少し裂けただけと侮ってはいけません。 

動脈まで裂けてしまうと大量の出血によってショックとなり生命の危機に陥る可能性があります。

 

お酒は楽しく程ほどにしておきましょう。

 

 

食道憩室と診断されたら。

人間ドックを受けたら、“食道憩室”がありますね、なんて言われた事がある人も意外と多いかと思います。症状が出ない事も多いので、検査をしてみて初めて分かったと言う事も多々あります。

 

食道憩室って?

食道の壁が外側に向かって袋状に膨らんでしまったものを食道憩室と言います。出来る場所で分類すると、咽頭食道憩室(ツェンケルの憩室)、中部食道憩室、横隔膜上憩室、の3種類になります。

 

食道憩室の原因

○咽頭食道憩室

咽頭の動きに対して、輪状咽頭筋が上手く協調して弛緩出来ない事によって起こると考えられています。

 

○中部食道憩室

胸骨と背骨の間で炎症が起こることによって牽引されることが原因で起こります。

 

○横隔膜上憩室

外から引っ張られる牽引性の憩室に対して、内圧が高まることによって憩室が出来る内圧性憩室で横隔膜上憩室は起こります。

 

症状

無症状であることが多く、その場合は特に治療の必要もありません。

 

咽頭食道憩室には食物が溜まってしまい、横になった時に逆流することがあります。食物の逆流による口臭や誤飲性肺炎を起こす事があります。

 

憩室が大きくなり過ぎることによって、嚥下障害を起こす、袋が破れて出血を起こす事も稀にあります。

 

食道憩室が出来てしまっても、生活に支障が無く症状が無いようなら特に気にする事はありません。悪化していないかの経過観察のために、定期的な医師の診察を受けるといいでしょう。

 

むやみに不安にならずに担当医に相談してみましょう。

 

 

高齢男性要注意の食道憩室!

体の中には、病気によってこぶのようなものができることがあります。

たとえば、ポリープは粘膜の内側にできているこぶ状のもので、非常に有名です。

ポリープのように多くは内側にできるというイメージがありますが、外側にこぶができるものもあります。

 

消化管憩室とは

管状の臓器である消化管の壁が、外に向かってぽっこり出ている状態です。

大腸に最も多くできます。

無症状のことが多いですが、憩室が大きくなったり、炎症を起こしたりすると、症状が出ます。

食道憩室とは、この憩室が食道にできたことをいいます。

 

憩室の種類

①真性憩室

消化管は、粘膜・筋層・漿膜の3つの層からなっていますが、真性憩室はこの全ての層が突出しています。

食道の中では、食道のうち、気管支分岐部あたりにできやすいと言われています。

ここにできた憩室を、ロキタンスキー憩室(中部食道憩室)と呼んでいます。

②仮性憩室

真性憩室が3つの層全てが突出しているのに対し、仮性憩室は3つのうちのいずれかが欠損した場合をいいます。

下咽頭(ツェンカー憩室)や横隔膜上あたりにできやすいと言われています。

 

なぜ憩室ができるのか?

食道にできる憩室は、ほとんどが後天性のものです。

①牽引性

消化管周辺にできた炎症や瘢痕(傷が治った痕)により、消化管が引っ張られ、憩室が作られます。

食道憩室の中でも、ロキタンスキー憩室が牽引性として有名です。

 ②圧出性

筋層の一部が切れ、消化管の内圧が高くなったことにより、内側から押し出される力で憩室が作られます。

ツェンカー憩室や横隔膜上憩室は、圧出性によるものです。

 

高齢男性はツェンカー憩室に注意!

ツェンカー憩室は、高齢の男性に多いと言われています。

他の食道憩室に比べて憩室の入口が狭くて深いので、さまざまな症状が出やすいです。

<症状例>

○血管圧迫→顔のむくみ

○食道が狭くなる→飲み込みづらい、嘔吐

○反回神経圧迫→枯れたような声(嗄声)

○気管圧迫→呼吸困難

 

ツェンカー憩室を除き、食道憩室は、それ自体で症状が出ることはあまりありません。

しかし、憩室が大きくなりすぎたり、炎症を起こすと様々な症状が出てきます。

重症になると絶食や、手術の必要が出てきます。

多くは人間ドックや健康診断で指摘されますので、発見した方は毎日体に異常がないかどうか確認しましょう。

 

 

(Photo by:http://www.ashinari.com/2012/05/14-361908.php)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-15掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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