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結核菌の腹膜感染によって起こる!結核性腹膜炎

 

 

 腹膜とは腹腔を覆っている膜で、そこに何らかの細菌が感染する事によって炎症を起こすものを腹膜炎と言います。

病状の経過によって急性腹膜炎と慢性腹膜炎に分けられますが、慢性腹膜炎のほとんどが結核性腹膜炎です。

 

原因

結核菌の腹膜感染によって起こり粟粒結核や肺結核、腸結核などに伴って起こることが多いのですが、原因病巣が不明な事もあります。

治療法の進歩によって日本での結核患者は激減しましたが、現在ではその減少傾向は横ばいになり、以前として発病者は絶えません。

 

症状

軽度の腹痛が長期に続き、腹部膨満感腹水も見られます。

 

腹部以外にも微熱、全身倦怠感、下痢、便秘、嘔吐といった症状が見られる事があります。

 

検査

打診や超音波検査で腹水が確認されると腹水穿刺を行い、腹水中の結核菌の有無を調べます。それにツベルクリン反応も併用します。

 

治療

抗結核療法を行います。 

抗結核薬の投与を中心に安静にして十分な栄養を取ります。

 

発見が遅れると腸管が狭まって腸閉塞を起こすことがあるので手術をしなければいけません。

 

 

まとめ

結核はかつて日本の死亡原因の中心となるほど恐ろしい病でした。それが抗結核菌薬が開発された事によって死亡患者は激減しましたが、それでも以前結核患者がいなくなる事はありません。

感染したからといって必ず発病する訳ではありませんが、結核の既往歴がある方は長期に渡って不調が続く場合には病院での診察を受けましょう。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/01/31-375836.php)

 

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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