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発見が遅れると手遅れになることも…特発性細菌性腹膜炎

特発性細菌性腹膜炎とは、主に肝硬変を基礎疾患として発症する腹膜炎です。経過が急速で、見落とされることが多い割には発生頻度は高く、肝硬変の生命予後に大きく関わってくる疾患です。 

  

原因

肝硬変を代表とする腹水を生じる基礎疾患によって発症します。腹水によって腸内細菌が腹腔内に感染しやすくなり、肝硬変による免疫力の低下が更に感染を容易にします。

  

症状

発熱と腹部症状が主症状となります。腹部症状としては腹痛、腹部圧痛、筋性防御(腹筋が異常に固くなる)といったものがあります。

 

しかし、発熱は微熱や不定熱であったり、腹部症状が軽い或いはまったく見られないという人もいます。 

 

診断

腹水中の白血球数の異常な増加や腹痛などの症状によって診断します。

 

治療

感染菌に対して抗生物質を投与します。また、安静と食事制限・水分制限によって腹水のコントロールを行います。

 

治療効果は肝硬変の進行具合によって違い、早期発見・早期治療によって死亡率は下がるとは言え、いぜんとして高確率で死亡してしまいます。 

 

 

肝硬変を持っている人はすでに病院での定期的な診察を受けているかと思います。しかし特発性細菌性腹膜炎はパッと見では発見することが難しく、発見が遅れてしまい手遅れになる事が多々あります。

 

もしも、微熱や腹水、腹痛といった症状が軽微であっても見られたならば積極的に医師と相談するようにしましょう。早期発見・早期治療が予後を大きく左右させることになります。

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: クレメンタインさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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