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突発性難聴等との鑑別が難しい!急性低音障害感音難聴と耳閉塞感

     

耳閉塞感とは耳が詰まった感じのことを言いますが、この感じは飛行機の上昇や下降の気圧が変化するときや、水泳などで耳の奥に水が入った時などに感じる感覚に似ています。

 

耳閉塞感を訴える疾患は、時間閉塞症や滲出性中耳炎など、日常的に耳鼻科診療の中で認めており、このような疾患に伴う耳閉塞感には中耳液穿刺や耳管通気法で簡単に消失させることができるため、最近まで難聴やめまいなどの症状に比べるとあまり重要視されていませんでした。

 

しかし、近年、急性低音障害型感音難聴(ALHL)の症状として、この耳閉塞感が注目されるようになりました。

また、耳閉塞感とは関係がないよな疾患においても、その存在が指摘されるようになり、耳閉塞感に対する認識が高まってきています。

 

耳閉塞感の多くは耳の疾患に伴いますが、音を聞く役割を担う聴覚器官には伝音系と感音系があり、伝音系は外耳と中耳で構成され、感音性は内耳と神経系から聴覚野までの聴覚中枢路からなります。

 

急性低音障害感音難聴は、この中の内耳疾患とされており、同じ内耳疾患である突発性難聴やメニエール病などとの鑑別が難しいと言われています。

また、その症状などから、突発性難聴やメニエール病とも何らかの関係があるのではないかという報告もあり、治療する際はその症状や重度に注意しながら治療を行います。

 

急性低音障害感音難聴には次のような症状があります。

 

1. 耳閉塞感
2. 耳鳴
3. 難聴
4. 自音強調

 

急性低音障害感音難聴は耳閉塞感が強く、対してメニエール病は眩暈を主な症状としますが、急性低音障害感音難聴とかなり症状が似通っていたり、症状に個人差もあるため、よりいっそう鑑別が難しくなっているようです。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2010/11/26-343195.php )

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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