カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. >
  4. 急性低音障害型難聴 >
  5. 急性低音障害感音難聴が疑われる場合、どのような検査を受ける?

気になる病気・症状

急性低音障害感音難聴が疑われる場合、どのような検査を受ける?

     

急性低音障害感音難聴が疑われる場合は、一般的な耳鼻咽喉科的診察を丁寧に行い、特に外耳道・鼓膜・中耳を観察します。

 

外耳道に炎症や湿疹などがないか、鼓膜や中耳には顕微鏡や硬性鏡などを用いて診察をします。中耳の貯留駅の存在や、呼吸や鼻すすりなどによる鼓膜の動きに注意が必要です。それらに顕著な問題がなければ、今度は内耳が何らかの影響を及ぼしていることを推測し、次の検査に移ります。

 

検査に関しては聴覚系の検査が主体となります。

 

1. 純音聴力検査
2. インピーダンスオージオメトリー
3. 耳管機能検査
4. 耳管通気法
5. 自記オージオメトリー
6. SISI(short increment sensitivity index)検査
7. 耳鳴検査
8. 聴性脳幹反応検査(ABR)

 

これらの検査を必要に応じて実施し、その検査結果を適正に用いて、聴力障碍の程度や耳管機能障害の有無などを判定し、伝音難聴・感音難聴の鑑別を行い、原因疾患を診断することになります。

 

急性低音障害感音難聴の場合は、耳閉塞感が主訴になりますが、その他に自分の声が大きく聞こえるという自声強調という症状を伴うことが多いと言われています。この自声強調は患者にとってはかなり不快なようです。

 

自制強調を訴える疾患としては耳管狭窄症があり、その鑑別のためには音響耳管検査法と耳管鼓室気流動態法を行います。

 

急性低音障害感音難聴と同じ内耳性疾患のメニエル病や突発性難聴との鑑別に留意し、治療を行っていきますが、急性低音障害感音難聴の再発を繰り返す場合などはそのうちメニエル病になる場合などもあり、治療後の再発防止にも気を付けなければいけない疾患でもあります。

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2010/02/04-033488.php?category=220)

 

 

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

急性低音障害型難聴に関する記事

突発性難聴等との鑑別が難しい!急性低音障害感音難聴と耳閉塞感

      耳閉塞感とは耳が詰まった感じのことを言いますが、この感じは飛行機の...

20~40代の女性が多く発祥する、急性低音障害感音難聴の特徴

           急性低音障害感音難聴はその名の通り、低音域の音が聞こえ難...


急性低音障害型難聴が若い女性に起きやすい理由って何だろう?

 急性低音障害型難聴の好発年齢は20-40代、性別は女性の方が発症しやすいと言わ...

急に低音が聞こえない!?聴力検査で低音が聞きづらい!急性低音障害型難聴とは

健康診断では2種類の聴力検査も行います。高い音、低い音が聞こえるかどうかを検...

カラダノートひろば

急性低音障害型難聴の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る