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アレルギー

アトピー性皮膚炎に用いられる薬物療法について知ろう

    

アトピー性皮膚炎の厚生科学研究班のガイドラインでは、その治療の基本方針として、様々な薬の使用方法を細かく指導しています。

 

炎症の抑制には基本的に副腎皮質ホルモン(ステロイド)外用薬やタクロリムス外用薬を用い、皮膚炎が軽快するに従って保湿剤に変更することを外用療法の基本としています。

また必要に応じて抗ヒスタミン薬・抗アレルギー薬を使用します。

 

アトピー性皮膚炎患者を対象に非ステロイド系免疫抑制薬であるタクロリムス外用薬が開発され、特に顔面や首の皮疹に対して有効なことが知られています。

 

しかし使用に際しては慎重に使用することが必要です。


① 高度の腎障害・高カリウム血症のある患者、妊娠または妊娠の可能性のある女性には使用できない。
② 粘膜および外陰部やびらん・潰瘍面には使用しない。


③ 塗布部位に一次的に皮膚刺激感が認められることがあるが、皮膚の改善に伴い消失することが多い。


④ 塗布部位を日光に長時間さらさないようにし、使用時の日焼けランプや紫外線ランプの使用も避ける。


⑤ 皮膚感染症に関しては、その部位への使用を中止し、適切な抗菌剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤などを併用する。

 

なお、タクロリズム外用薬以外にも、昨今様々な薬剤が開発されています。

それらの使用の際も注意事項が細かく明記されていますので、注意事項をきちんと守り、適切な治療を行っていく必要があります。

 

アトピー性皮膚炎は、適切な治療行えば決して怖い疾患ではありません。しかし、アレルゲンに対する強い恐怖心から、自然派志向が高まり、西洋医学での治療に懸念を示す方が多くいます。

 

長期戦で臨まなければいけない疾患でもありますので、症状が一進一退を示す場合は治療に対して否定的になることもあるでしょう。

 

ですが、きちんと治療すれば必ず改善すると信じ、諦めず、前向きに治療をしていきましょう。

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/07/07-379862.php)

 

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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