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肺塞栓症ではそれぞれの症状に合わせた治療法を!

 

肺塞栓症は医師が診断を下すのに苦労する疾患です。診断が確定すれば治療が行われますが、肺塞栓症は心疾患を併発していることも多くありますし、塞栓の大きさによって重症度も違います。そのためそれぞれの症状に即した治療を行うことになります。

 

 

抗凝固療法

肺は元々、血液中に含まれる小さな血栓が心臓に流れ込まないように血栓を溶かす働きもしています。そのため時間はかかってもその血栓はしばらくすれば溶けてしまいます。ただ肺塞栓症として症状が出た場合は、多くの場合抗凝固剤を使って血液をさらさらにして血栓を解消します。

 

血栓溶解療法

血栓を溶かす作用のある血栓溶解薬を使用して血栓を溶かします。しかし、これを使用することで出血を起こしやすくなると言う点がマイナスな部分です。また深部静脈血栓症がある場合は、脚の血栓がはがれて肺に流れ着くのを助長することにもなるので、様々な可能性を考えた上で使用できるという場合にしか使いません。

 

カテーテル治療

カテーテルは細い管のことで、この治療法にはカテーテル血栓溶解療法、カテーテル血栓吸引術、破砕術があります。それぞれ行うことは違いますが、すべてカテーテルを血栓まで近づけ、血栓を解消して血流を復活させる治療法です。

 

外科治療

肺にある血栓を手術で直接取り除く方法です。確実に血栓が取り除かれるので、その後は急速に改善します。血栓溶血薬の使用やカテーテル治療の選択肢がなく、重症と考えられた場合に選択されます。

 

下大静脈フィルター

これは脚で出来た血栓が肺に流れるのを防ぐ目的の治療で、体内にフィルターを入れる形になります。再発防止の危険が大きい場合に考えられます。

 

 

肺塞栓症の解消は結果的には肺動脈に詰まった塞栓をとりのぞくことで解消されますが、様々な疾患を併発していることも多いため、治療の選択肢も多くあります。

 

  

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/12/07-373878.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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