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「おへそは触るべからず」は誤り?垢の蓄積は感染症の原因に!

お臍(へそ)との正しい付き合い方とは?

 「お臍(へそ)」の手入れというと「行わなくても特に問題は無い」と思われがちですが、これは毎日の入浴や体を洗うことによってある程度「お臍」の表面が清潔になっているためであると考えられます。生まれたての新生児の臍帯が脱落した後、感染予防のため沐浴時に優しく拭き取ることが必要なように、本来は大人であってもケアすることはとても重要です。

 

昔、誰しも一度は注意された経験がある「お臍をいじると、お腹が痛くなる!」という噂ですが、これは非常に的を得ている部分もあります。

 

「過度に触りすぎると引っ掛けて傷が出来、そこから細菌感染して炎症を起こす」、「臍から約5mm下の位置にある腹膜は、特に臍周辺に神経が集中しており、過度に触りすぎると神経を刺激し強い痛みを引き起こす」などの症状が出る可能性があるからです。

 

以下では、適度に清潔に保つための正しい臍のケア方法についてご説明したいと思います。

 

掃除をし過ぎても、しなさ過ぎても問題がある?!

上記のような「臍に傷を作ると、細菌感染の可能性がある」なら、昔の慣習に倣って触れない方が良いのでは?と思われるかもしれませんが、実際に臍の周辺などを洗うような習慣がないと、確実にゴマ(=垢)は溜まっていき、「臍石(さいせき)」と呼ばれる垢が塊状になったものが出来てしまいます。

 

このように、傷が出来ていなくても何らかの菌は発生して炎症を起こす可能性がありますので、やはり定期的にチェックとケアを行う必要があります。

 

<臍の垢の主成分とは?>

◆表皮が剥がれ落ちたものや、皮脂、細い毛の一部が合わさったもの。

◆皮脂の主な成分は、コレステロールである。

 

どんな形状の「臍」に、垢が溜まりやすい?

臍に関する世界的な研究も行われているようで、2002年には「イグノーベル賞」を受賞された「臍の垢の研究」にて、どのような条件の臍を持っていると垢が溜まりやすいかということが明らかになったそうです。

 

この研究内容によると、約5000人の臍の垢を採取して統計を摂ったところ、臍の周囲が毛深いほどに、垢の蓄積量が増加することが分かったそうです。またある医師の診断の経験によれば、脂肪の多い女性に好発するということです。また、臍の形状が深く細い場合も挙げられています。

 

<垢が蓄積しやすい条件のまとめ>

◆臍の周囲が毛深い場合

◆女性で脂肪が多い体質の場合

◆臍の形状が、深く細く、体を洗った際に洗浄泡が入り込みにくい場合

 

臍の垢に関する病気とは?

臍の垢が蓄積することで起こる病気に、臍周辺部に炎症や膿が生じる「臍炎(さいえん)」がありますが、この病気の症状に非常に似たもので、慎重に治療を行う必要があるものに以下の病気があります。臍炎の確定診断のためには、他の候補の除外のために、膿の培養検査やレントゲン検査などを行います。

 

◆臍炎(さいえん)

【原因⇒】臍に垢が溜まる、傷が出来る、湿疹が出来るなどの原因により発症します。

【症状⇒】臍の表面や内部に、軽度では痒み、赤み、腫れなどが生じ、悪化すると痛みや悪臭を伴う浸出液、膿や出血を起こすこともあります。

 

<似た症状を呈する病気>

◇遺残尿膜管(いざんにょうまくかん)

【原因⇒】胎児の頃に体内に存在する、臍と膀胱を繋ぐ管(尿膜管)が出生後も退化せず残り続けることで発症する。

【症状⇒】尿膜管から尿が染み出したり、垢が蓄積されることで、感染を起こし膿や膿塊が生じる。

 

◇カンジダ性臍炎

【原因⇒】何らかの経路から感染したカンジダ菌が、免疫力が低下するなどをきっかけとして活発化し発症する。

【症状⇒】カンジダ菌が増殖する事で、炎症や湿疹、痒み、膿、出血などが生じる。

 

正しい臍のケア方法とは?

臍の正しいケア方法とは、至ってシンプルです。入浴の際に、2~3日に一回程度、石鹸を含んだタオルを指にかぶせて、2~3回クルッと回しながら洗う、とこれだけです。しかし、長期間臍のケアを行っていない場合、垢が蓄積している場合がありますので、ケア方法を少し工夫する必要があります。

 

◆表面の汚れが気になる場合

入浴前に綿棒にベビーオイルを含ませ、軽く表面に塗ってから洗う。

 

◆内部の汚れが気になる場合

入浴前に数分間臍にベビーオイルを垂らして放置し、しばらくしてから綿棒で取り除き、洗う。

 

重要なことは、1度で内部が綺麗にならないからと言って、無理に完全に取り除こうとしないことです。何日か繰り返しケアしていくうちに、垢が表面に出てきて取りやすくなるという場合が多いようです。

 

最後に

通常は上記のケア方法を行うだけで大方は改善されますが、中には出生以来一度も臍の掃除を行っていない方もおられるようで、表面から深部まで長い塊となった垢を持たれている場合もあるようです。この場合、個人での除去はまず不可能ですので、外科で除去を行ってもらうのが一番良い方法であると言うことです。

(photoby://pixabay.com/)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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