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アレルギー

アレルギーは遺伝するって本当?身につけよう、正しい知識

                 

アレルギー疾患は、人体の防御反応である免疫反応が、ある特定の抗原に対して過剰に反応することで、人体に様々な悪影響を及ぼすことをいいます。

 

気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー発症のメカニズムは今なお不明な点が多く、その病態にはたくさんの因子が関わっていると考えられています。

 

これらのアレルギー疾患は、我が国のみならず、世界各地で増加傾向にあり、特に先進国におけるアレルギー疾患の増加はかなり顕著に認められています。

また、都市部での増加が目立つことから、アレルギーは一種の文明病として捉えられています。

 

その反面、古くからアレルギー疾患は遺伝との関係が深いとも言われてきました。

 

実のところ、様々な遺伝子研究により、アレルギーに深く関与しているだろうとされる遺伝子は数多く発見されています。

しかしながら、これらを研究していても、その発症メカニズムを十分に説明しうる責任遺伝子はまだ発見されていません。

 

アレルギー疾患を発症しやすい遺伝子を保有した人が、様々な因子に影響を受けながら、最終的に発症に至るという考えが今のところ有力です。

 

家系調査により、家族集積性(アレルギーを発症する方がひとつの家族内に集まる傾向がある)が認められたという報告は数多くされており、診察においても家族歴の聴取は、疾患のアレルギー性因子の関与を判断するひとつの手助けになっています。

 

例えば、気管支喘息を両親が持つ場合、その子供に気管支喘息が発症する確率は60%、片親のみの場合は25%、両親とも気管支喘息を持たない場合は8%と言われます。その一方で一卵性双生児であっても、アレルギー疾患の発症が完全に一致しないこともあります。

 

何らかの遺伝子影響が考えられる反面、遺伝だけで説明することは不可能な面が多く、むしろ他の影響も強く考えられます。

 

アレルギーはⅠ~Ⅴ型に分類され、そのⅠ型(蕁麻疹、食物アレルギー、花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アナフィラキシーショックなど)が主に遺伝が関係していると言われていますが、それらも、発症には外的因子が強く影響しているとされています。

 

要するに、アレルギー疾患に遺伝因子はあるものの、それのみでは発症せず、発症に至るまでには外的因子が強く関与しているということのようです。

 

 

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/08/27-381299.php?category=254)

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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