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ガン・悪性腫瘍

患者によって治療法は違います!進行期肝細胞がんとは?

    

進行期肝細胞がん(以下、進行肝がん)とは、「肝がん病巣が肝臓の全てもしくは全身に拡がり、肝切除(肝臓切除術)や経皮的壊死化処置などの根治療法が困難な病態」のことを言います。

 

実は、この病期の肝がんについては「標準的治療」は確立されておらず、患者の病態や問題点に応じて様々な実践可能な選択肢を選んで治療していくことになります。

 

進行肝がんの患者は、無症状で一見健康に見える方から、肝不全症状(意識障害、黄疸、腹水、消化管出血など)を顕著に示す方まで多岐に渡ります。

積極的な抗がん剤治療の対象とすべき方から、緩和治療の対象の方もいます。

 

実際の進行期~終末期の肝がんの方は、世間一般でイメージされている「末期がん」のイメージとは幾分かけ離れていて、他のがん患者(進行固形癌症例)に比べ、自覚症状に乏しく、通常の社会生活や家庭生活を営める方が多いようです。

 

しかしその反面、腫瘍破裂、吐血などの急変もまれではなく、徐々に進行する肝不全でも、一旦症状が顕著になると、死亡するまでの期間が(本人や家族の予想と比べ)極めて短いのも特徴です。

 

治療において必要なことは、

 

1) 腫瘍制御
2) 肝炎を悪化させない
3) 治療後の肝不全を回避する
(腹水・黄疸、静脈瘤出血、肝性脳症、耐糖脳悪化)
4) 抗癌剤治療による肝予備能の目減りを最小限にする
5) 反復治療に耐える患者の治療参加意欲の保持

 

…だとされます。

 

様々な治療成績の結果を示してもらったうえで、患者や家族、治療者がよく相談をして治療方法を決定していくことが望ましいと言えます。


少ない可能性でも賭けてみたいと考える方、さしあたりの平穏な日々を第一とする方、どちらの意思も尊重されるべきです。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2013/09/07-381740.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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