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ガン・悪性腫瘍

悪性腫瘍治療に有効な放射線治療 効くものと効かないものの違いとは

 

        

悪性腫瘍(がん)の場合は、腫瘍そのものを取り除く外科的手術や抗がん剤を用いた化学療法、ホルモン療法などと組み合わせて放射線治療を行う場合が多くあります。

 

それは、がん細胞は正常な細胞よりも活発に細胞分裂をするために、正常細胞にくらべて放射線の影響を受けやすいからです。

 

人間の細胞には、DNAという遺伝子情報が組み込まれていますが、放射線はそのDNAを破壊します。

DNAが破壊されることでがん細胞は死滅し縮小します。

 

そのため、がん細胞が発生した部位や治療の進行状況に合わせ、照射する場所(部位)や時期、照射期間を考慮し実施します。
 
放射線治療は、X(エックス)線γ(ガンマ)線電子線といった放射線を使用し、悪性腫瘍の遺伝子にダメージを与え、破壊することを目的とした治療法で、身体へのダメージを考慮しながら治療が行われていきます。
 
対象となる主な悪性腫瘍は以下のようなものです。
 
1. 悪性リンパ種
2. 胃がん
3. 肺がん
4. 乳がん
5. 前立腺がん
6. 子宮がん
7. 膵臓がん
8. 腸結腸がん
9. 脳腫瘍   ・・・など。
 
◆治療・照射方法◆
 
a.患部のみに照射する局所療法
b.白血病などの骨髄移植前照射(全身照射)
c.領域リンパ腺照射
 
腫瘍制御に必要な占領は、場所や腫瘍の感受性によっても異なりますが、普通は総線量20~60Gy(グレイ)にて1日1回、週4~5回を一定期間実施することになります。

 

一定期間の照射で腫瘍細胞は死滅しますが、健康な細胞は徐々に回復します。
放射線照射後の副作用や、メインとなる外科療法や化学療法との兼ね合いで、入院治療が適応とされる場合が多いようです。
 
副作用としての放射線宿酔による吐き気や気分不快、白血球減少による感染症に注意しながら、注意深く治療を行っていく必要があります。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/06/04-004604.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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