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ガン・悪性腫瘍

新常識?悪性腫瘍の最新治療「陽子線治療」とはどんなもの?

       

本来、悪性腫瘍(がん)に実施する放射線治療と言えば、X(エックス)線、γ(ガンマ)線、電子線といった放射線を使用しますが、これらは照射部位を腫瘍そのものよりも広範囲に選択し、照射する場合が多く、健康な細胞にダメージが与えられてしまうことがありました。

 

また、抗がん剤に比べて身体侵襲が少ないとは言え、脳の中枢部や骨髄、重要臓器周囲の腫瘍には照射できないというデメリットもありました。

そのため、従来の放射線治療が難しい悪性腫瘍は、外科的摘出術や抗癌剤治療に頼るしかなく、辛い治療を余儀なくされてきたと言えます。

 

新しく開発された陽子線治療日本の先進医療技術の1つで、水素の原子核(陽子)をがん細胞へ直接照射する治療です。

今までのX線と異なる点は、陽子線がほぼピンポイントで悪性腫瘍に照射できるという点です。

 

周囲の細胞への影響を極力抑えることが可能になり、その結果、がん細胞には強力に効果を示すのに、周辺組織にはほとんど侵襲を与えない画期的な治療法だと言えます。

 

1日平均20分前後の治療を平均20回程度、2週間にわたって受けるのが一般的で、痛みはほとんどありません。

 

ただし、未だ実施できる施設が国内には少なく、治療を受けるには遠くの病院まで出かけなければならず、中々思うように治療が受けられないという不具合もあります。

 

保険も適応外となりますので、最低でも250万~300万円以上の高額な費用がかかるので、受けたいけれども受けられないという方も多々いると思われます。

 

最近では、民間の健康保険のオプションに追加され、僅かな掛金で最先端医療を受けられる場合もあります。

いずれその有用性が立証されれば、健康保険の対象となるかもしれませんが、まだ、その先行きは不明です。

 

いざという時は、このような先進医療を受けたいと思われる方は、そのための備えも考えてみてください。

 

 

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/10/06-371565.php )

著者: kyouさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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