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見た目では気が付かない!爪水虫のチェックと症状の見分けお手入れ

真菌感染症としての「爪水虫(爪白癬)」に間違えやすい病気があります。爪は体調が現れやすいところですから、日頃から変化に注意しましょう。

 

厚硬爪甲(こうこうそうこう)

爪水虫と間違いやすいのがこの厚硬爪甲。爪が固く分厚くなります。通常の爪は半透明でうすいピンク色ですが、爪やその下の部分に異常がおこり、白くごわついた厚みのある爪になり、爪の成長がとても遅くなります。

 

菌検査をしても菌が見つかってこないので、爪水虫とは違うとわかります。また、爪水虫は水虫菌が爪のケラチンを分解していくので、次第にボロボロと爪が崩れていきますが、爪が脆くなることはありません。

 

問題は、これは根本的に治す方法がないことです。一過性の場合もありますが、先天性の場合もあります。現在のところ、症状としての爪の厚みをヤスリなどで削る、あるいは溶かして薄くする、といった対処療法になります。これは必ず医師に指導してもらいましょう。先天性厚硬爪甲の場合には、生まれてすぐ分かることが多く、定期的な診察が必要となります。

 

爪甲剥離症

爪が爪床(爪の下の組織)から剥がれてしまい、爪が白?黄色の濁った色に変化します。見た目では爪水虫ソックリですが、爪が浮いた状態であるのと、菌が見つからないことで区別されます。

 

原因はいくつか挙げられます。

 

・物理的要因:楽器などで指先や爪を激しく使う。スポーツなどで爪をはがす。

 

・甲状腺機能亢進症:甲状腺ホルモンが過剰に分泌されている。自己免疫疾患などの場合もある。

 

・加齢:年齢とともに爪に十分な栄養が行き届かなくなる。

 

いずれもきちんと医師に診断してもらうことが大切です。

 

爪は健康のバロメータ

爪は体調が現れる部分で、爪の色や伸び具合、表面の凹凸などから、隠れた病気が分かることもよくあります。とくに、甲状腺異常や糖尿病は、爪の色や形に変化が現れます。

 

爪が変だな、という時には、迷わずにまず皮膚科へ行きましょう。原因が体の別なところにある場合も多いため、まず、真菌症かどうかの菌検査を受け、菌が見つからない場合には、甲状腺などの内分泌系の病気が隠れていないか、診察を受けることをおすすめします。

 

稀に見た目で診断をする医師がいますが、爪白癬と似た症状はよくあるため、最近の検査をする前に診断をされたら注意が必要です。

 

あなたは大丈夫?爪水虫チェック

爪水虫は通常の水虫が進行して、白癬菌が爪にまで繁殖してしまった症状をいいます。

通常、かゆみを感じにくいので気がつかないことも多いようです。

日頃自分の爪の状態をチェックして、異常があれば病院を受診することが大事です。

 

爪が白くなってしまっている。または黄色、黒っぽい色になっている。

爪水虫が進行すると爪の先端部分から色が白っぽくなってきます。

さらに進行すると爪全体が白っぽい、または黄色っぽくなってきます。さらに放置すると紫や黒に近い色に変わってきます。

 

爪がぼろぼろと崩れやすくなっている

白癬菌におかされている爪は弱くなってしまい、ボロボロ崩れてきます。

先端部分が欠けてボコボコしている場合は注意が必要です。

崩れた組織には白癬菌が付着しているため、感染源になってしまうので注意が必要です。

 

爪が厚くなってきた。または変形してきた。

爪に厚みが出てきます。

また、巻き爪のように肉部分に食いこんでしまったり、上側に盛り上がってきてしまったりします。

 

爪水虫と症状が似ていて、違う病気の可能性もありますので、正しく診断してもらうために専門医の受診が必要です。

病院では組織を採取して、顕微鏡で観察し、白癬菌の存在を確認します。白癬菌が確認できれば水虫であると診断が下ります。

 

現時点で困ったことがなくても、爪水虫の状態では他人への感染の危険が高まりますし、放置することで歩行困難などの症状が出てきます。

爪水虫の疑わしい症状がある場合は、早期に医療機関を受診するようにしましょう。

 

やわらかいので注意!爪水虫の爪きり

爪水虫に感染すると、爪の組織がもろくなり、小さな衝撃でボロボロとはがれてきてしまいます。爪も巻き爪のように変形してきたり、厚みが出てきてしまったりするので、通常の爪きりでは対応できない場合が多いです。

 

そこで今回は、どのように切れば上手に爪切りできるかの方法をまとめました。

 

ニッパーで慎重に切る

一般に市販されている爪切りと違い、ニッパーであれば細かい部分の変形にも対応できます。少しずつ爪を切断していきます。

 

ただ、少しの衝撃で爪が割れてしまったりはがれてしまいやすいので、爪を上から指の腹で押さえながら切るのがいいです。

 

ただし、使用後のニッパーは殺菌消毒処理をしておかないと、後で使う人に感染してしまいますので気をつけてください。

 

やすりでけずる

普通の強度のやすりではどんどん剥落して言ってしまうので、エメリーボードという、ネイルの処理などで使用するソフトなタイプの爪ヤスリを使用するようにします。表面からやすりと同じようにかけて、爪をけずっていきます。

 

こちらは使い捨てが可能ですので、使った後はゴミ箱に捨ててください。

 

いずれにせよ、爪がもろくなってしまっているので、一気に切りきるのは難しいです。お湯などでふやかして、やわらかくなっているところを処置したほうがやりやすいでしょう。

 

注意点として、剥落した組織をそのままにしておくと、感染源をばら撒いているようなものなので、爪切りをした後は道具の処置をしっかりすることや、爪のカスなどを慎重にゴミ箱に運ぶなどを怠らないようにしてください。

(Photo by:http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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