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気になる病気・症状

食道アカラシアに関係する2つの筋肉

 

食道アカラシアとは食道から胃の接合部分にある括約筋が、物を飲み下す際に緩まないため、食道が拡張してしまう病気です。

 

 

下部括約筋

食道と胃の境目にある下部括約筋と言う筋肉は、弁のような働きをしています。食べ物が食道に入り胃へ送り込まれる際にこの下部括約筋が弛緩して道が開き、食べ物が胃に落とされます。食べ物が通った後はそれが逆流してこないように下部括約筋が収縮し、フタをするような形になります。この下部括約筋は食べ物をスムーズに胃に運ぶために重要な役割を担っているのです。

 

下部括約筋の機能異常

食道アカラシアではこの下部括約筋が開きづらくなることで、食べ物がスムーズに移動できなくなることが原因の一つとされています。下部括約筋の神経に異常が起こり、弛緩運動が正常でなくなることで発症するとされていますが、実際のところなぜこの機能異常が起こるのかははっきりとはわかっていません。

 

食道平滑筋

食道自体は筋肉で構成されており、食道の胃に近い方は平滑筋という消化器官と同じ筋肉で構成されています。食道は筋肉のぜんどう運動によって摂取した食べ物を積極的に下に運ぼうとします。

 

食道平滑筋の異常

この平滑筋の壁内にある神経細胞が変性、食道と胃の接合部分の弛緩不全が起こるとも言われていますし、ぜんどう運動自体に障害が生じるともされています。神経の変性疾患という説やウイルスによるものという説もありますが、その原因は下部括約筋と同様、はっきりとはわかっていません。

 

 

食道アカラシアにおいて原因とされる食道・胃周辺の筋肉の機能障害は明確に仕組みがわかっているものではなく、その上頻度の少ない疾患であることもあって、根本的な治療方法は確立されていません。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/08/28-368406.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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