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気になる病気・症状

3つの食道アカラシア治療方法

 

食道アカラシアの治療は大きく分けて3つあります。

 

 

薬による治療

食道アカラシアは食道と胃をわける場所にある下部括約筋という弁のような役割の筋肉が閉じたままの状態になっているため、この筋肉の圧を下げる作用が期待されるカルシウム拮抗薬や亜硝酸製剤などを用います。しかし、効果が立証されているものではなく、実際あまり効果的とは言えません。

 

内視鏡による治療

内視鏡を行いながら下部括約筋の場所を風船で拡張させてあげる治療です。バルーン拡張術とも言われ、これによって下部括約筋の筋肉の一部を裂き、食道から胃への流れをよくすることができます。比較的症状の軽い患者さんには有効で、何度も行うことも多い施術です。しかし、これによって胃に近い方の食道周辺に炎症が起き、その後手術療法が選択された際に粘膜損傷などのリスクが高くなると言った傾向もあります。

 

内視鏡による治療2

バルーン拡張術よりも新しい治療方法で、経口的に筋肉を切開します。しかし、新しい治療法であるため長期的なリスクのデータがないことや、一部の医療機関のみで行われていることもあり一般的とは言えません。

 

内視鏡による治療はどちらも、弁の役割をしている下部括約筋を裂くあるいは切開するものですので、上から下への通過が良好になる反面、下から上方向への逆流も起きやすくなる恐れがあります。これに対して胃の上部を切開した部分に巻きつけて逆流を防止する方法もあるようです。

 

手術

内科的治療で改善が見られない場合は外科的手術が行われます。手術では食道の胃に近い方の筋肉から胃の一部にかけて直接切開し、逆流防止術も施して、食道から胃にスムーズに食べ物が流れ、かつ逆流を防ぐようにします。

 

 

こうした治療を受ける際は、病院選びに慎重になりましょう。食道アカシアの治療は病院によってそろっている機械も治療方針も大きく異なります。できるだけ実績の多い病院や医師を選びたいところです。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/01/21-356116.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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