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気になる病気・症状

食道裂孔ヘルニアの検査から治療まで

 

食道裂孔ヘルニアはそれ自体で症状が出るものではありません。しかし、これによって逆流性食道炎が引き起こされると胸やけや胸痛、喉がつかえる感じなどの自覚症状が見られるようになります。こうなると治療が必要になってきます。

 

 

検査・診断

診断のためにはバリウムを飲んで行うX線検査内視鏡検査が行われます。

X線検査では食道から胃の形状を確認することができるので、胃がそのまま上に移動しているタイプ、胃の一部が飛び出しているタイプ、混合したタイプの3つに分類することができます。X線検査を行うに当たっては仰向けだけでなく、頭を下げたり、腹圧をかけたりして造影をはっきりとさせます。

内視鏡検査では直接食道内を確認し、食道の形状を確認するとともに他の疾患の有無を確認します。

 

治療

治療が必要な状態ということは、逆流性食道炎など自覚症状を伴う病気を併発したということですので、逆流性食道炎に対する手術も必要になります。これには胃酸をおさえるような薬を使用したり、腹圧を上げないような工夫をするなど保存療法が選択されます。

 

しかし、食道粘膜内にただれや出血が見られる場合は手術が必要になります。食道裂孔の形が変化している為、根本的に治療するには外科的手術が必要になります。飛び出ている部分の胃を腹部にもどし、広がっている食道裂孔を縫い縮めます。同時に逆流を防止するために胃の上部を食道に巻きつける噴門形成術を行います。

 

 

最近では手術も腹膜鏡を使用して行えるようになり、大きな切開をしないで手術が可能になってきました。食道裂孔ヘルニア自体が命に関わる病気でなくても、ここから様々な疾患に波及していきますので軽視せず、症状が軽いうちに対処することが重要です。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/07/23-025192.php?category=266])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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