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気になる病気・症状

胃酸でも死なない!A型肝炎ウイルス

 

A型肝炎はHAVと略されるA型肝炎ウイルスを病原体として引き起こされるものです。

 

 

A型肝炎ウイルスとは?

A型肝炎ウイルスとはピコルナウイルス科のへパトウイルス属に属するウイルスで、同じピコルナウイルス科には人の鼻風邪を引き起こすライノウイルス(ヒト-ライノウイルス)や、同じく風邪を引き起こすエンテロウイルスも属します。

 

安定したウイルス

A型肝炎ウイルスは比較的酸に強いウイルスで、pH1の強酸性の中でも安定して存在することができますので、強酸性の胃液の中で死滅したり不活化するといったことがありません。また50度の温度で30分加熱しても安定して存在できます。

 

肝臓で増殖してぐるぐる

A型肝炎ウイルスは食べ物や飲み物と共に口から体内に入り込むことが一般的です。こうして飲み込まれたA型肝炎ウイルスは胃や小腸において体内に吸収され、肝臓にたどりつきます。そして肝臓で増殖したA型肝炎ウイルスは血中や胆汁中に出ていきます。胆汁は消化の過程として十二指腸に出されますが、これとともに出たA型肝炎ウイルスは小腸に至って再び吸収されるか、そのまま体外に排出されるかします。また血中に入ったA型肝炎ウイルスは血液の流れに乗って腸へ、そしてそこからまた肝臓へ送られます。こうしてウイルスが腸と肝臓をぐるぐる行き来するサイクルが、体内で免疫機能が働きだすまで続きます

 

感染力

A型肝炎ウイルスは空気感染などはしませんが、感染者の糞便などにウイルスが多く含まれるため、そこから何らかの経緯をたどって人から人に感染する可能性はあります。A型感染ウイルスの感染力が強いのは、典型症状の黄疸が出る前の2週間で、風邪のような初期症状が出ているときです。このときの糞便中にはウイルスの排出が多く、その後黄疸症状が出た後はウイルスの排出が減ります。比較的子どもの方が糞便中へのウイルス排出が長く続き、中には発病してから3週間排出が続くことや発症後10週間続くこともあります。

 

 

特にA型感染の初期症状は風邪と見まがうものですので、その際に二次感染が起こらないように十分な配慮が必要です。

  

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2012/02/24-358143.php?category=54])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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