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急性と慢性のC型肝炎 無症状でも合併症を引き起こせば死の危険

 

C型肝炎と言った場合多くは慢性C型肝炎の事を指しますが、C型肝炎には急性C型肝炎と慢性C型肝炎の二つがあります。C型肝炎の感染は主に血液を介して起こり、主な感染経路はC型肝炎ウイルスに感染している人の血液が注射などの媒体によって皮下に入り込むことによってC型肝炎ウイルスに感染します。

 

 

C急性型肝炎

C型肝炎ウイルスによる急性の肝障害がC型急性肝炎です。C型肝炎ウイルスが血流にのって肝臓に侵入し、そこで急激に増殖することによって、リンパ球などの免疫細胞が肝臓に炎症を引き起こします。現在輸血などの後にC型急性肝炎が起こることは非常にまれですが、1991年以前はよく見られました。肝臓の疾患と言うと、肝臓の機能低下に伴って黄疸や褐色尿が見られるのが典型的な例ですが、こうした症状が見られるのはまれで、血液中の肝逸脱酵素の軽度上昇のみが見られ、自覚症状もない場合が多かったそうです。潜伏期間後に症状があらわれたとしても、他の急性肝炎に比べて症状が軽いのが特徴です。C型急性肝炎は約3割の患者さんではC型肝炎ウイルスは自然に体外に排出され、自然治癒します。一方でC型肝炎ウイルスは遺伝子変異をしやすいウイルスで、人の免疫機能に対抗して変異し、持続感染(慢性化)するケースが多くの患者さんに見られます

 

C型慢性肝炎

C型肝炎ウイルスに感染することで、肝機能の異常が慢性的に持続するのがC型慢性肝炎です。普通は6ヶ月以上にわたって肝炎が続く場合を慢性肝炎と呼びます。慢性肝炎は急性から移行してくるもので、上記のようにウイルスの変異などによって持続感染し、慢性肝炎になります。慢性肝炎になると自然治癒はまずありません。急性肝炎でも自覚症状はあまり見られないと述べましたが、慢性肝炎でもそれは同じで、場合によっては倦怠感やおう吐などの症状が見られる程度です。慢性肝炎の進行は非常にゆるやかでC型慢性肝炎だけで命を落とすことはありませんが、肝硬変や肝がんなどの病気を併発する可能性は高くなり、合併症と言う点でのリスクがあります。

 

 

C型感染は急性から慢性の移行が主ですが、どちらにせよ症状が見られるのはまれです。その時に症状がなくても数十年後に引き起こる合併症は命に関わります。

 

 

 

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2009/06/14-022315.php?category=226])

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
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