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C型急性肝炎とC型慢性肝炎、それぞれの治療

 

C型肝炎はC型肝炎ウイルスに感染すると、最初は急性の肝炎を発症します。しかし、C型急性肝炎は症状が非常に軽く、もっと言えば症状が見られないこともあるため、血液中の肝逸脱酵素の値の上昇しか手がかりがないこともあります。病気が進行して慢性化すると自然治癒することはほぼなくなります。

 

 

急性期の治療

C型急性肝炎の治療は、その後の慢性化を阻止する治療が主になります。C型急性肝炎はインターフェロン治療によって約8割から9割の確率でウイルスを駆除できます。逆に治療をしなければ8割ほどが慢性化します。そのためC型急性肝炎の治療はインターフェロン治療と抗ウイルス薬のリバビリンの併用療法によって慢性化を阻止することが基本となっています。この段階での治療目的はあくまでもウイルスが持続的に体内で感染するように変異する前に、ウイルス駆除をすることです。

 

慢性になってからの治療

C型慢性肝炎の治療は肝臓がんの予防が目的になります。治療は肝細胞の線維化を遅らせて進行を遅らせる目的の治療と共に、ウイルスの除去を目的とした積極的治療の2つに大きく分けることができます。

肝細胞の線維化を遅らせる治療は、肝炎を鎮静化させることを目標とします。肝細胞の線維化を遅らせるこの治療の事を肝庇護療法と言いますが、様々な肝庇護薬の選択肢があります。中でも主に使用されるのがウルソデオキシコールとグリチルリチン製剤です。ウルソデオキシコールは副作用の少なさから使用されることの多い薬で、グリチルリチン製剤は効果が高い反面、副作用も大きい薬です。

ウイルスの完全除去には急性期の治療と同じようにインターフェロン治療とリバビリンの併用によって行われます。

 

 

感染者の年齢や体質によって治療の方針は少し異なります。しかし、高齢者であっても肝がんの予防治療などを進められる場合もあります。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2008/09/30-008906.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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