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劇症肝炎の初期症状

 

劇症肝炎とは急性肝炎の中でも特に重症の経過をたどるものです。日本においては年間で約400人が発病しており、これは急性肝炎の約1%にあたります。

 

 

劇症肝炎の初期症状

劇症肝炎の初期症状は通常は通常の急性肝炎となんら変わらず、発熱や倦怠感、食欲不振やおう吐などの風邪のような症状が見られます。その後色の濃い尿や黄疸症状が次第に顕著になっていきます。このとき単なる急性肝炎の場合は黄疸に変わって最初に見られた風のような症状は見られなくなるか、軽度になっていきます。しかし、劇症肝炎に進む場合はこれらの症状がそのまま持続するか、逆に強く表れるようになります。

 

肝性脳症

その後、劇症肝炎に特徴的な肝性脳症の症状が出るようになります。この症状が出るまでの日数は人それぞれなのですが、急性型と亜急性型があり、急性型のうち初期症状に続いて23日で肝性脳症の症状が見られる場合は超急性型と呼ばれます。

 

肝性脳症とは

肝性脳症とは肝臓の機能不全などが原因で、肝臓で代謝されるはずの血液が肝臓に入らず、体内に様々な不要物や毒度がたまってしまうものです。劇症肝炎に進む際の肝性脳症の程度は様々です。

 

昏睡程度

肝性脳症の程度は昏睡度によって判定します。昏睡にはⅠからⅤまで程度があります。最も軽い症状では昼と夜のリズムが逆転してしまったり、服装や姿勢がくずれていることに無関心になったりします。昏睡のレベルが上がってくると、興奮して暴れたりお金をばらまくなどの異常行動が見られたりします。そして最も重症になると眠ったまま呼びかけにも反応しなくなり、痛みなどの刺激にさえ反応を示さなくなります

 

 

これらの他にも細菌感染や腎臓、肺、心臓、消化器官の異常や血液の凝固異常などといった全身の臓器障害が高頻度で起こります。

 

  

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2013/09/12-381962.php])

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
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