カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 介護・認知症 >
  3. 基礎知識 >
  4. 高齢者の身体の変化 >
  5. 皮膚 >
  6. 単なる乾燥肌ではない!高齢者の身近な皮膚疾患、老人性乾皮症?

介護・認知症

単なる乾燥肌ではない!高齢者の身近な皮膚疾患、老人性乾皮症?

 

「もう年だから、皮膚が乾燥するのは当たり前」と思っていませんか?

しかし高齢者の場合、単なる乾燥肌では納まらず、皮膚疾患へとつながる恐れがあります。

老人性乾皮症は、高齢者にとって最も身近な皮膚トラブルです。

 

 

老人性乾皮症とは

加齢や生活習慣によって皮膚の水分や皮脂が減少し、ひどい乾燥肌の状態が老人性乾皮症です。空気が乾燥する秋から冬にかけて発症・悪化します。

好発部位は、下肢(特にすね)・腰回り・前腕です。

 

 

症状

皮膚表面が乾燥して角質がめくれやすくなります。

皮膚のキメが粗くなり、うろこ状やひび割れのように見えることもあります。

剥がれた角質が、フケのようにポロポロと落ちたり、皮膚表面が粉をふいたように見えるのが特徴です。多くの場合、強い痒みを伴います。

 

 

原因

加齢によって皮膚を構成する細胞間脂質(セラミド)・尿素など保湿因子が減少し、皮膚がもつ保水能力が低下します。

そのため、若い人に比べて高齢者の皮膚は約30%も水分が少ないといわれます。

さらに皮膚表面を膜のように保護し、水分の蒸散を防いでいる皮脂の分泌量も低下するため、さらに乾燥が加速します。

 

また、服による摩擦、入浴時の洗いすぎと熱すぎる湯船、暖房器具など生活環境・生活習慣も、老人性乾皮症の大きな要因です。

 

 

影響

強い痒みによって、日常生活に支障をきたします。

特に就寝時に痒みが気になる高齢者が多く、スムーズな入眠を妨げます。

無意識のうちに強く掻いてしまうため、皮膚の書き壊しから老人性皮膚掻痒症、皮脂欠乏症皮膚炎にいたることもあります。

 

 

高齢者に多い乾燥肌だと軽く考えず、早目に皮膚科を受診しましょう。

 

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/08/06-366656.php)

 

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

皮膚に関する記事

肌を潤す食事で老人性乾皮症予防!セラミド編

    老人性乾皮症を予防するためには、体の内側から皮膚の保水力を高める...

肌を潤す食事で老人性乾皮症予防~脂質編

  老人性乾皮症を予防するためには、食品から適度な脂質を摂取することが欠か...


なぜ高齢者の皮膚は乾燥しやすい?

皮膚の乾燥は、高齢者にとってあらゆる皮膚トラブルの元凶といっても過言ではありま...

高齢者のオムツかぶれを防ごう~症状と治療編

高齢者のオムツかぶれは、早目の治療が大切です。治療のタイミングを逃さないよう、...

カラダノートひろば

皮膚の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る