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早期治療がカギ!老人性乾皮症から派生する各種の皮膚疾患

老人性乾皮症は多くの高齢者に見られる症状で、加齢による生理的な変化です。しかし悪化すると、長期の治療が必要な疾患となります。

 

老人乾皮症から派生する皮膚疾患には、次のようなものがあります。

 

◆老人性掻痒(そうよう)症

老人性乾皮症がひどく、乾燥した皮膚の角質層がめくれて粉をふいたように白くなったり、うろこ状にひび割れたようになると、強い痒みを生じます。これが老人性掻痒症です。

 

皮膚のキメが粗くなり、外部の刺激が角質層の隙間から表皮に届くことが痒みの原因です。非常に強い痒みのため、無意識で絶えず皮膚を掻いてしまう高齢者もいます。掻き過ぎて、さらに症状が進行する悪循環に陥ります。

 

◆皮脂欠乏性皮膚炎

痒みだけではなく、皮膚の炎症を伴う状態です。皮膚表面が赤く盛り上がったように見えます。掻き壊しだけではなく、入浴時にナイロン製の浴用タオルで強くこすったり、化学繊維の衣類との摩擦でも起こります。

 

◆皮脂欠乏性湿疹

老人性乾皮症の痒みから、掻いていた部分が赤く腫れ、さらに湿疹ができてしまいます。小さな湿疹が広い範囲に生じたり、盛り上がった大きめの湿疹が数個単位でできたりと、湿疹の形状はいくつかあります。

 

コイン状の円くて直径数センチの赤い貨幣状湿疹もみられます。繰り返し掻き壊し、そこから細菌に感染する恐れもあります。

 

皮脂欠乏性皮膚炎・皮脂欠乏性湿疹までいたると、ステロイド剤の塗布や抗ヒスタミン剤の服用が必要になってきます。できるだけ早い段階で、老人性乾皮症を改善しておくことがポイントです。

 

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●かゆみを伴う赤いブツブツ…症状別にみた湿疹の種類と対策

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: honpoさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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