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育児・子供の病気

周囲の理解が必要!子供にチック症状が現れたら、気をつけること

チックとは、体の一部分または全身が自分の意識とは無関係に瞬間的に動いてしまう病気です。体の状態だけでなく、瞬間的に声が出てしまうこともあります。

 

チックには種類があり、一過性チック、慢性チックとトゥーレット症候群の3つに分けられています。

 

・一過性チック…1年以内に治まる

・慢性チック …1年以上続く

・トゥーレット症候群 …体のチック・音声チックが1年以上続く

 

種類によって発症の度合いや発症する頻度は違いますが、種類に関係なく発症年齢は7~9歳が多いようです。

 

症状は?

目をぱちぱちさせたり、口を動かす、首をふるという小さな動きから、体全体を揺り動かすような大きな動きであることもあります。音性チックの場合、声を出したり、咳払いや舌打ちも現れます。

 

チックの症状自体は、本人に身体的な苦痛はありませんが、精神的苦痛を受けやすくなります。人前で起こると、それを友達などの周囲の人に指摘され、本人のコンプレックスになってしまいます。

 

最初は単なる緊張などで起こっていたチックも、指摘され、人前で話したりするのが苦手になり、ひどい場合は対人恐怖症にもなることがあります。

 

トゥーレット症候群の場合は、身体的なチックに加え音声チックが起こりやすいのです。注意欠如多動性障害や強迫性障害などを併発することが多く、社会適応が困難になる人が多いのが特徴的です。

 

原因は?

脳への異常は見られないため、原因はいまだに分かっていません。親子や兄弟でなっているパターンも見受けられるため、遺伝が関係しているのではないかと言われています。生活環境は関係ありません。

 

治療方法は?

チックが悪化する原因の一つとして、周囲の注意や反応で精神的に緊張をしてしまうということがあります。

 

年齢が高ければ高いほど、社会適応が困難になり、悪化してしまいます。そういった場合、自然治癒をするより薬物を使用した治療を行います。その際は、主に向精神薬を使用します。

 

周囲が気をつけるべきこととは? 

チック症状を緩和させるには、周囲の理解が必要です。

 

子供が幼いうちはあまり気にする必要がありませんが、成長するにつれチック症状に神経質になる子もいます。それは、学校などの集団生活で、チック症状が出ることへの不安やいらだちからでしょう。

 

そういった時に、チック症状を『やめなさい』『気をつけなさい』と注意することは決してしないで下さい。

 

本人は無意識にしてしまっているため、止めたい気持ちと裏腹に勝手にチック症状が出てしまいます。そのことがストレスとなり、心への重い負担へとなってしまいまうからです。

 

チックに似た症状が現れたら、早めに専門医に相談することをお勧めします。決して、怒ったり注意したりしないようにしましょう。 

(Photo by: //sozaing.com/)

著者: respo naokoさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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