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気になる病気・症状

痔瘻を防ぐ治療と治す治療

 

痔瘻は肛門と直腸を防ぐ瘻管というトンネルが出来る痔ですが、このトンネルが一度出来ると自然に治ることのない難病の痔なのです。

痔瘻となった後は、切開手術を行い瘻管を塞ぎ、膿を排出する患部を切除する必要が出てきます。
確かにこの手術ならば痔瘻を治療することは可能ですが、切開手術は肛門の機能に少なからず影響を残してしまうため可能ならばその前の段階で治療を始めることが望ましいのです。

それが肛門周囲膿瘍段階での治療です。

■痔瘻の治療段階


1.肛門周囲膿瘍段階
望ましいのは痔瘻になる前の肛門周囲膿瘍の段階で治療を始めることです。
この段階ならば比較的簡単に治療でき、痔瘻を防ぐ事につながります。
●切開排膿
肛門周囲膿瘍が自然に破けると瘻管のリスクが高いので、人為的に切開することで排膿させ、瘻管の形成を防ぎます。
●薬物療法
排膿した後、抗生剤や鎮痛剤を投与して、化膿を治療し、膿が発生しないようにします。

2.痔瘻の治療
一度痔瘻が形成されては、自然治癒することのない難治性の瘻管となってしまいますので、瘻管を塞ぐ手術が必要です。
●肛門の切開手術
痔瘻の治療は瘻管の部分を切開し、膿の元凶とその入り口を切除するものになりますが、その手術には括約筋が大きく犠牲となり、排泄に影響が出る場合があります。

※冷やす
痔瘻の治療にはなりませんが、症状を緩和するには暖めるよりも冷やすことが有効です。
さらに肛門部を清潔に保つことで、さらに痔瘻の症状を和らげることが可能となります。

肛門周囲膿瘍段階で治療を始めれば、同じ切開手術でも単に排膿するための浅い切開のみですみ、肛門機能への影響はほとんど残しません。
肛門の括約筋は非常にデリケートで重要な器官であり、その重要器官に後遺症を残さないようにするためにも肛門周囲膿瘍段階で治療を開始できるようにしましょう。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/1456)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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