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気になる病気・症状

動脈瘤を治療する人工血管

 

動脈瘤を治療するには、脆弱化した動脈壁そのものを取り替える必要が出てきます。
血管を取り替える方法などないと思うかもしれませんが、最近の医療はその方法をすでに開発しているのです。
それが人工血管であり、現在の人工血管は非常に優れた性能を持っており、取り替えることで動脈瘤を治療することは充分可能となっています。

ただし問題となるのは本来の動脈と人工血管を取り替えることでの身体への負担です。
動脈瘤となるリスクが高くなる高齢者であるほどその身体への負担に耐えがたくなってしまいます。
そのため最近では身体に負担をかけない新しい治療法が注目され始めているのです。

■動脈瘤の治療


●人工血管
動脈瘤は、原因が先天性にしろ後天性にしろ一部が非常にもろくなることで発生する為、治療としてはそのもろい部分を人工血管に置き換える手術が行われます。

●人工心肺
本来の動脈を切除し、人工血管と置き換える手術には、血流に大きな影響を与える事が避けられません。
そのため、人工心肺という機器を用いて、動脈瘤の患部を迂回しても大丈夫なようにしてから、人工血管と取り替えます。

●新しい治療法
本来の動脈を切除して人工血管と置き換える手術は有効ですが、身体への負担が大きいため、最近では血管内治療の方式が注目されています。
1.動脈瘤内に人工血管を挿入
動脈自体を切除するのではなく、動脈瘤の中に人工血管を挿入し、血流が動脈瘤に流れ込むことなく人工血管に流れるようする手術です。
2.動脈瘤が固まる
血液の流れのみ人工血管に迂回し血液が流れ込まなくなった動脈瘤は血栓で固まり、破裂する心配は無くなります。

動脈自体を切除することがない新しい治療法はまさに画期的と言えます。
人工血管の新しい治療法が確立し広まれば、多くの高齢者の命を救うことにつながるでしょう。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/7571)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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