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気になる病気・症状

大動脈解離の危険な合併症

 

大動脈解離は、単に三層構造が解離し、動脈壁がもろくなるだけの疾患ではありません。
解離が起こる場所によっては、心筋梗塞などを初めとする生命の危険に直結する合併症を引き起す危険がある疾患なのです。

もちろん、危険性が高くなるだけでなく、場所によっては緊急性が低く、手術の必要が低い大動脈解離の場合も考えられます。

■大動脈解離の合併症


1.心筋梗塞
大動脈解離が、大動脈起始部から心臓にかけての部分で発生すれば、冠動脈の血流を阻害することになり、心筋梗塞となってしまう危険があります。

2.大動脈弁閉鎖不全症
同様に、大動脈機始部から心臓への乖離により大動脈弁論拡張が発生し、大動脈弁を壊す大動脈弁閉鎖不全症を合併します。

3.心タンポナーデ
大動脈解離により心臓を包む心嚢内に血液が入り込むことで死に至る危険のある心タンポナーデを発症させてしまいます。

4.重要血管閉塞
大動脈解離によって発生した動脈壁の偽腔が重要血管を閉塞させ、脳梗塞、脊髄拘束、虚血などを引き起し、致命的な障害を引き起す可能性もあります。

5.大動脈破裂
正しい三層構造が乖離して壊れてしまった大動脈は非常にもろくなっており、膨れあがった仮性大動脈瘤が何らかのきっかけで破裂し、死に至るリスクが存在します。

大動脈瘤本来の危険性である大動脈破裂も加えると、大動脈解離はかなり危険な動脈疾患であることが窺えます。
特に解離の場所が心臓に近い場合は注意が必要であり、即座に病院に搬送する対処が求められるでしょう。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/7611)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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