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大動脈解離の分類と危険性

 

大動脈解離となる箇所は単なる動脈ではなく、かなりの規模に渡る大動脈です。
ひとくくりに大動脈としても、解離が起こる場所によってはその危険性も対処法も全く異なってきます。

重要なポイントは血流の要である心臓であり、この心臓より上か下かで大きく二つの種類に分けられ、それぞれのタイプで異なる対処が必要となります。

■大動脈解離の分類と対処


●大動脈乖離のできた場所によって異なる緊急性
大動脈解離ができる大動脈の部位によって、その緊急性が異なり、対処法も全く異なってきます。

1.大動脈解離A型
心臓からすぐ上の上行大動脈に大動脈解離が発生した場合はA型と分類されます。

▼緊急搬送、緊急手術
大動脈解離A型の場合、心臓の周囲に出血して死亡する危険性が高いため、心臓の手術ができる病院に緊急搬送し、緊急手術を行う必要が出てきます。

2.大動脈解離B型
上行大動脈以外の場所に大動脈解離が起こった場合はB型に分類され、緊急性が低く扱われます。

▼内科的治療
大動脈解離B型はほとんどが手術の必要も無く、血圧を下げる内科的治療で対処できる可能性が高くなります。
▼例外
B型でも大動脈解離による仮性大動脈瘤によって手足や胃腸への血流が阻害されるようになれば、手術の必要が出てきます。

●急性大動脈解離
急性の大動脈解離は、緊急に適切な治療を受けないと突然死する危険が高く、心筋梗塞に並ぶ日本人に多い死因となっています。

大動脈解離が引き起される原因ははっきりとしておらず、対処を求められる症状の現れも突然の胸の痛みしかありません。
ですが急性でなくとも大動脈解離は命に関わる重大な疾患であり、胸の痛みの原因が違っていても緊急に病院に搬送する対処をとることは正しい対応と言えるでしょう。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/416)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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