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気になる病気・症状

血管炎症候群によって起こる血管の病変

 

血管炎症候群は、要は血管に炎症が起こる疾患なのですが、ただの炎症でもそれが血管に引き起されることで、血管に大きな病変を引き起すことに繋がります。

他の筋肉や臓器などでの炎症と違い、血管炎が進行することで、血管自体が致命的な病変を起こしてしまいます。
時には血管が潰れ、そして破裂することで非常に危険な症状へと発展してしまうのです。

■血管炎症候群による血管の病変


血管が炎症によって引き起される病変には、代表的なもので以下の三パターンが挙げられます。
●血管が潰れる
血管が炎症を起こすことで血管自体が潰れ血流を阻害することになってしまいます。
この病変によって多発性単神経炎、皮膚壊死、失明、脈無し、そして頭痛や腹痛に筋肉痛、睾丸痛などを伴うようになるのです。
●血管が破ける
血管壁が炎症によって破損し、血管が破け体内で出血することになります。
血管が破けることによって紫斑、喀血や下血、血尿などの出血症状を伴う場合は、破けた血管壁が塞がってももろくなることで動脈瘤となる可能性があります。
●全身に炎症が広がる
血管が炎症を起こすと言うことは、血液に炎症性物質がそのまま溶け込み、全身に流れてしまうということでもあります。
血流に乗って炎症が全身に広がり、多臓器疾患が発症するリスクがあるのです。それ以外にも発熱や倦怠感、体重減少などの症状を引き起します。
特に多臓器疾患は最悪の場合命の危険もある重大な疾患へと増悪する可能性があるので注意が必要です。

そして血管炎症候群で最も危険なのは炎症が血流を通して全身に広がることで、多臓器疾患など全身症状を引き起し、命が危険にさらされることにもなります。
血管炎症候群は早期に発見しステロイドなどで炎症を抑制する薬物療法が必要なのです。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/5510)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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