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血管の太さによって分類される血管炎症候群

 

血管に炎症が広がることで発症する血管炎症候群は、血管の太さによって分類されます。

大動脈など最も太い血管の血管炎ならば大血管炎、それより細い血管は中小の血管炎として分類し、それぞれ症状が全く異なる血管炎症候群となるのです。

大動脈炎は最終的なリスクは高いものの、病状が進行するまで見付けにくい血管炎であり、中小血管炎は、患部となる中小血管が非常に広い範囲で広がっていることから、症状の種類も多岐にわたり、複雑になっています。

■血管炎症候群の分類


人体の血管には大中小と様々な太さの血管があり、それぞれが重要な役割を果たしています。
ですが一般的に太い血管のトラブルほど、重大な症状を引き起す傾向があり、最も太い大血管が炎症を起こすと非常に危険な症状を伴います。
●大血管炎
大動脈瘤炎症候群側頭動脈炎など、大血管に炎症が広がり損傷を与える血管炎症候群です。
その炎症症状は全身に広がる危険があり、脳出血などを合併するリスクがあります。
●中血管炎
大動脈は全身に血液を流す血管ですが、中小動脈は主に臓器に関する働きをする血管です。
この中小血管が炎症を起こすと言うことは、その血管が働きかける臓器にも炎症が広がることを意味します。
そのため非常に多彩な症状を合併し、被害が拡大するリスクの高い血管炎症候群なのです。
●小血管炎
小血管炎を発症するケースは、アレルギーや細菌感染悪性腫瘍による炎症、その他様々な内臓疾患や薬の副作用による合併のケースが見られます。
小血管は血流の末端の細い血管のことであり、その血流の先の病変や炎症によって血管に炎症が広がるのです。

血管炎症候群は発症する血管によって幅広い症状や疾患を引き起すことになりますが、炎症に対処する方法は全て共通します。
ステロイドや免疫抑制剤を投与することで炎症を抑える薬物療法です。
原因となる炎症を抑えることで、炎症によって引き起される症候群を全て緩和することができるでしょう。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/2773)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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