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気になる病気・症状

大中小の血管炎の検査と治療

 

血管に炎症が起こる血管炎症候群は、その疾患を見付けることが困難場合もあります。

特に大血管炎など表に現れる症状が出るのがかなり病状が進行した後なので、早期に発見することが困難な血管炎症候群です。

■血管炎症候群の検査と治療


●大血管炎の検査
大血管炎は血管自体が大きいことから、血流に障害を与えるような重度の症状である出血や虚血が起こるのはかなり病状が進行してからです。
そのため検査をしても大血管の血管炎症候群は発見しにくく、超音波検査の血流評価や、磁気共鳴血管画像による血管評価をして生検をおこなって診断をします。
●中小血管炎の検査
中小の太さの血管ならば、血管の炎症により様々な症状がはっきりと現れ、すぐに診断することが可能です。
ただし血管炎症候群を誘発する要因は非常に多岐にわたり、関連する疾患が非常に多いことから原因を特定することが非常に難しくなります。
原因を特定するために綿密な検査、診断が必要となるでしょう。
●血管炎症候群の治療
1.ステロイド投与
血管炎症候群の定番の治療法としてステロイド剤を投与する薬物療法があります。
ステロイドで血管の炎症を押さえ込む治療であり、炎症を抑制しても、炎症の原因を治す訳ではないことに注意しましょう。
2.免疫抑制剤
血管炎症候群など炎症の原因には免疫異常が関わっていることがあります。
その場合はステロイド投与ではなく、免疫抑制剤を投与することで炎症を抑えることができるのです。
3.原因疾患の治療
中小血管炎など、原因となる疾患を治療することで、血管の炎症原因を取り除き、治療することができます。
ただし、まずはその原因となる疾患を見付けることが先決です。

血管炎症候群と言っても、患部が血管である以外は通常の炎症と変わらず、ステロイドか免疫抑制剤を使った薬物療法で炎症を抑えることができます。
後は炎症の原因を取り除くことで血管炎症候群を治療することができるでしょう。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/1118?title=%E9%AD%9A&c_id=3)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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