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ほとんどが男性に発症する!遺伝性の血友病

 

血液が固まらなくなり血が止まらなくなる血友病は、ほとんどが男性に発症する遺伝性の病気です。
これには血液凝固因子という遺伝子が、性染色体に含まれていることに起因します。

性染色体のX染色体に含まれる第Ⅷ因子と第Ⅸ因子は劣性遺伝子であり、X染色体が二つある場合はその両方に劣性遺伝子が遺伝しなければ発症しないのです。
だからX染色体がひとつしか無い男性にほとんど発症する遺伝性の疾患となっています。

■血友病遺伝は劣性遺伝子


●性染色体のX染色体上の血液凝固因
血液凝固因子は性染色体のX染色体上にある第Ⅷ因子と第Ⅸ因子です。
●伴性遺伝の劣性遺伝子
この因子は伴性遺伝であり、さらには劣性遺伝子であるため、X染色体が二本ある女性の場合は両方のX染色体に異常が無ければ発症せず、X染色体が一本の男性はその唯一のX染色体が異常であれば必ず発症してしまうことになります。
●女性は一パーセント以下の発症率
伴性遺伝の劣性遺伝子であり、女性の発症率が極端に低いのが血友病の特徴です。
女性の血友病発症率は一パーセント以下であり、その25パーセントが突然変異による遺伝以外の要因での発症となります。
●DNA検査
遺伝子異常による疾患であるため、最終的に判断するには症状だけでなく、DNA検査を必要とします。
特に女性の場合はその発症率の低さから、本当に血友病かどうか入念な検査を行わなければなりません。

ほとんど男性だけの遺伝とは言っても女性に遺伝する可能性が0ではなく、また遺伝以外の要因で血友病が発症する事例もあります。
肝心なのは血友病だと速やかに診断することで、DNA検査などで診断し血友病と判断すれば、今では血液凝固作用を取り戻す方法が見つかっていますので、治療を始めれば心配することはほとんどありません。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/5917)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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