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遺伝子異常による血液の病気「血友病」を治療する因子補充療法

 

血友病とは性染色体上にある、血液を凝固させる因子が欠損する遺伝子異常によって引き起される血液の病気です。
血液凝固異常を起こし、出血がいつまでも止まらなくなる疾患となってしまいます。

かつては治療も難しい難病で、小さな出血が命にかかる危険な病気でしたが、現在ではその血液凝固因子の欠損を補う治療法も開発され、血友病患者でも通常の人と同じ生活が可能となっています。

■血友病の因子補充療法


●血友病の原因は血液凝固因子の欠損
血友病の原因は染色体の血液凝固因子の欠損による血液凝固異常です。
遺伝子の異常によって、血液中の血液凝固因子が減少し働かなくなることで血友病となってしまいます。

●因子補充療法
治療法としては、原因となる欠損した血液凝固因子を外から体内に投与することで、血液凝固の働きを取り戻させる因子補充療法があります。
この治療法によって、血友病患者でもほぼ健常者と同じ生活を送ることが可能となっているのです。
▼問題点
因子補充療法は稀に、血液凝固因子に抗体ができてしまい治療に対して拒否反応が発生する事例があります。

●生体肝移植
血液凝固因子は肝臓で生成されるので、生体肝移植によって血友病が完治した例があります。

●遺伝子治療
数年前まで遺伝子治療で血液凝固因子を取り戻す研究がされていましたが、その結果白血病を発症する問題を解決できずに現在研究が停止しています。

血友病は因子補充療法によって健常者同様の生活が可能とは言え、その間定期的に血液凝固因子を補充する必要があります。

血友病とは遺伝子異常による疾患であり、現在では研究が停止しているものの、将来的に研究が再開され、欠損した血液凝固因子を白血病を伴わずに行える技術が開発されれば、血友病治療は定期的な因子補充治療からも解放されます。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/4286)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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