カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. ガン・悪性腫瘍 >
  3. 多発性骨髄腫 >
  4. 血液の癌である多発性骨髄腫と原発性マクログロブリン血症

ガン・悪性腫瘍

血液の癌である多発性骨髄腫と原発性マクログロブリン血症

 

血液の癌というものをご存じでしょうか。
様々な臓器が癌化することは誰もが知っていますが、それは血液にも当てはまります。
正確には血液の抗体を作る細胞に異常が起こり、異常な抗体を血液中に増殖させてしまうのが血液の癌、多発性骨髄腫なのです。

この多発性骨髄腫でIgMという異常抗体を増殖させることになる場合は、原発性マクログロブリン血症と呼ばれます。

■血液の癌である多発性骨髄腫


●白血球から分化する形質細胞
白血球の一種であるリンパ球は身体に侵入したウィルスや細菌などの異物を排除する抗体となる免疫グロブリンを産生します。その抗体が形質細胞なのですが、それが癌化し、いわゆる血液の癌となるのが多発性骨髄腫なのです。
●多発性骨髄腫
血液の白血球から派生する免疫グロブリンが異常に増殖し、血液を癌化させる多発性骨髄腫は血中の数種類の免疫グロブリンの中で1種類のみ異常を増殖することになり、その異常免疫グロブリンがIgM型である場合は、原発性マクログロブリン血症と呼ばれる疾患となります。
●M蛋白
この多発性骨髄腫や原発性マクログロブリン血症によって異常に産生された異常なマグロブリンをM蛋白と呼び、血中や尿中に異常に検出されるようになります。
1.血液の粘度が上がる
M蛋白が異常に増殖することによって血液の粘度が上がる過粘稠症候群を引き起し様々な症状を伴うようになります。
2.高カルシウム血症
異常な形質細胞が破骨細胞を活性化させ、骨を破壊しカルシウムに変えて血液中に溶け込ませます。
そのため、血中のカルシウム濃度が一気に上がり高カルシウム血症になるのです。
この高カルシウム血症によった腎臓などの障害も誘発されます。

この血液の癌は高齢者に多い疾患であり、高齢者であるため体力的にも治療が難しくなる症例となります。
はっきりとした原因も不明であるため発症したのなら、気長な化学療法を行うことで異常な抗体の増殖を抑えることになるでしょう。

(Photo by:  //www.photo-ac.com/main/detail/3905)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

多発性骨髄腫に関する記事

多発性骨髄腫の治療法

  多発性骨髄腫とは、外部の異物(ウイルスや微生物)などから体を守る、形質...

病気についてちゃんと知ろう!「多発生骨髄腫」とはどんな病気?

  赤血球や白血球、リンパ球など、血液に含まれる細胞を作るのが、骨髄です。...


多発性骨髄腫の補助療法

  血液検査での高γグロブリン血症の発見や、著しい腰痛などの受診で発覚する...

多発性骨髄腫の8つの種類

  免疫にかかわる形質細胞が異常増殖する、多発性骨髄腫。 血中のガンマグ...

カラダノートひろば

多発性骨髄腫の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る