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偽物もある!アルドステロン症の分類

 

血中のナトリウムとカリウムのバランスが崩れるアルドステロン症は、そのバランスに関わるアルドステロンの過剰分泌による疾患ですが、厳密には原因によって三つに分類され、しかもそのうちのひとつは実際にアルドステロンと関係の無い偽物のアルドステロン症も含まれています。

■アルドステロン症の分類


1.原発性アルドステロン症
●原因はアルドステロンを分泌する副腎皮質
アルドステロンが分泌されるのは副腎皮質球状帯であり、この臓器の線種や過形成などによってアルドステロンが過剰分泌することになる場合があります。
●手術などの治療で原因を除去
アルドステロンにできた線種などを手術で治療することで、アルドステロンの過剰分泌を正常に戻すことが可能です。
2.続発性アルドステロン症
●バーター症候群
腎臓のTALという箇所の機能不全により、アルドステロンの亢進が引き起される続発性のアルドステロン症です。
●乳児期から発症
このバーター症候群は先天異常であり、乳児期から低カリウム血症を発症し、成人するまでに腎不全となる非常に厄介な疾患です。
先天異常ですのでカリウムを補給する対症療法等しか対処法がありません。
3.偽性アルドステロン症
●実際には正常なアルドステロン分泌
一見他のアルドステロン症のようにアルドステロンの過剰分泌が起こっているような症状が現れますが、実際には過剰分泌は起こっておらず、血中のアルドステロンも正常なままです。
●遺伝子異常による低カリウム血症
リドル症候群など、ナトリウムチャンネルの遺伝子異常による低カリウム血症の場合が考えられます。
●薬の副作用
グリチルリチンや天草などの副作用によって低カリウム血症となる場合アルドステロン症のような症状が現れます。

この三つの症状それぞれに異なる原因を解消することも治療として重要ですが、まずはこの疾患によって引き起される高ナトリウム血症と、低カリウム血症緩和する対症療法が早急に必要となります。

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/1662?title=%E6%B5%84%E8%93%AE%E3%81%AE%E6%BB%9D&c_id=3)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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